「連絡」を含む小説

義母が亡くなったと夫から連絡があった。 私は彼女が嫌いだった。 ※KAC2022参加作品です。 お題：88歳 続編的なモノ→『数えて舞って日は暮れて』https://kak…

心を揺さぶる3月の黄昏時の香りに負けそうになって、思わず彼女に連絡した。 文字にするのが苦手な僕と、言葉にするのが苦手な彼女。 真剣な話の途中で、急にテレビがついた。

結婚相談所に通うわたし。 でも何度目かのお断り連絡を貰い、バーで落ち込んでいると…… 「お姉さん」 声をかけてきたのは年下の美しい青年だった。 彼はわたしをからかおうとしている…

3月下旬。もうすぐ俺は大学生となる。新しい生活が始まろうとしていたのだが――そんな時。数年ぶりに幼馴染の母親から連絡が来たのだった。 「昂君。娘を助けてー」「……はい？」意味がわ…

文芸部に入部した稲荷すずめ。 ある日、副部長が部長を探して部室を訪れた。 打ち合わせをしたいそうだが、事前連絡なしで部長を掴まえようとしているらしい。なぜなら部長は連絡手段をもた…

　僕がお題を出すので、読者様は、何らかのコメントを下さい。それに僕が返答します。もう少し喋りたいときは、近況ノートの方に連絡下さい。 　それっぽく言えば、デジタル世代にふさわしい…

※他サイトにて投稿※ 彼氏と衝撃的な別れをした主人公・春木（はるき）は翌日、友達の萩乃（はぎの）と一緒に出掛ける。お芝居を観に行き、その帰りにカラオケへ。そして、帰り道に萩乃か…

久しぶりに会った夫婦が立ち寄った先で、夫のかつての恋人を奪い取った男に鉢合わせするというスライスオブライフ。 個人的観点からのパフォーマンス難易度：☆ ＜規約＞ ＊フリー作品…

※他サイトにて投稿※ 久々に一緒の休日、ずっと寝ている須見（すみ）をルームメイト兼コイビトの加登（かど）は隣でずっと微笑んで見つめている。 二人で暮らし始めた頃は、ただのルーム…

社会人二年目の涼太は、疲労困憊の日々を送っていた。 そんな彼の楽しみは、家に帰ってから恋愛シミュレーションゲームアプリをすること。 今夜もまた、バーチャル彼女にデレデレしていたら…

二〇二三年に起きた世界規模の大災害により食糧難に陥った日本は、農業学校を量産し、食料問題を解決した。 二十年後の二〇四三年、卒業したら公務員になれるという札幌人源（にんげん）高校…

自分用に書いた声劇台本。 所要時間が10分前後と短めなダークコメディ。 ⚠注意事項⚠ １：使用の際の連絡やリンク貼りは不要ですが、必ず作者を明記してください。 (応援などで反…

彼女に内緒でスキー旅行に行った彼氏。 しかし、事故で利き手である右手を骨折してしまった。 連絡をもらって病院に現れた彼女に怒られると思ったら、持参したリンゴを剥いてくれた。 やっ…

「夏といえば」 そのありふれた問いに、彼女と同じ答えを思い浮かべる人がどれだけいるのだろう。 そんな彼女に、ぼくは恋に落ちた。でも今更どうしようもない思いだった。

『虹を待つ彼女』で横溝賞を受賞し、青春小説の気鋭として注目を集める逸木裕。 最新作『五つの季節に探偵は』は、“人の本性を暴かずにはいられない”探偵が出会った5つの謎を描く、珠玉の…

『大事な話があるから今から蒼汰の住んでるアパートに行っても良い？』 　可愛い幼馴染、姫川陽愛から送られてきた一通の連絡。 　陽愛は俺のアパートに来ると、こう言った。 「大事な…

大学入学とともに上京した矢先、コロナ禍でほぼ休校。 友人も彼氏もできず、バイトも空白状態。憧れていた大学生活とは百八十度違う状況に置かれて一年半。身も心もすり減りホームシックにか…

家族として暮らしたいという思いが崩壊した、父、兄、妹の奇妙な関係。 個人的観点からのパフォーマンス難易度：☆☆ ＜規約＞ ＊フリー作品としてどこかで演じられてもOKですが、そ…

　ストレリチアには国から勇者に選ばれた幼馴染カインがいた。 　二人は恋人同士で、ストレリチアはカインを手助けするために鍛え、旅を共にしていたのだが―― 　道中で仲間になった聖女で…