OVERLAP

第1話

 なかなか信じがたいお別れをした。

 ついさっき。

「はぁ…」

 付き合っていたと思ってたのは、私だけ…?

 しかも、女性の声が聞こえてたよ。

「立ち直れん…」

 お互い好きだと言っていて、尚且つカラダの関係もあった…。この関係性は何だと言うのか…。

「あ。そうか…」

 カラダが好きだった。ってことか…。

「何で、気付かなかったんだろう…」

 幸せになれば、いいんじゃない?

 ただ、酷い。とだけ…。メッセージ送って。さよなら。

「任務、完了」

 その方の連絡先やメールのやりとりは、全て削除した。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る