「語り？」を含む小説

これまでに読んだ小説・漫画、見た映画・ドラマを思いだしつつ、ネタバレ一切なし（努力義務）に書き綴ります。 評価するのではなくて作品に興味を持ってもらう……そんなふうに仕向ける（？…

20歳の誕生日、突如として自分の描いた絵から神様が現れ自分は選ばれた存在だと語り出す。 これはそんな主人公が異界を巡り召命に応えるそんな物語

　ホームホラーとかハートフルホラーという言葉があるのなら、それに近い短編です。多分、「どこがやねん！」というツッコミが続くことでしょうが。 　以下は制作ノートですが。 　本作は…

高校2年生の東堂凛が死んだ。 凛はボクにこれまであったことを全部話してくれたあとに自殺した。 オマエ達がしてきたことを、自分語りのようにこれから暴露する。 この物語は凛が過ごし…

翠子14歳、思春期、中学二年生、 パパは小説家、 ママは家を出て行ったきり、 たまにふらっとやってくるおじさんが運んでくる本が大好き 小説を書く、書き始めてる。 ・・・・…

現在、小説投稿サイト『エブリスタ』で連載中の小説「一人語り」を、『カクヨム』にて、只今順次公開中！ (新エピソード追加は、毎週金曜夕方6時の予定です) (「一人語り」木ノ下 朝…

～～あなたの晩酌のお供に～～ 三十路も半ばに至り、飲兵衛としての姿が板についた筆者が、酒と肴について自由に語るエッセイ集。 左手に盃を、右手にあてを備えていただき、ぜひ「ご賞味」…

上海租界の片隅にある怪しげな事務所。そこは死者の亡骸に魂を戻して事件を解決する「招魂探偵」謝霊が営む探偵事務所だった。 イギリス人商人モリソンの使用人として働く張慧明は、主人の…

拙作『死人たちのアガルタ』の前日譚にあたるスピンオフです。 人工知能に昆虫程度の自我を持たせることに成功した近未来。軍隊、工場などの限られた環境では、有機オートマトンという、人…

皆さん安心してください。 貴方はマシなのです。 私よりも遥かに。

中学生・佐京光希は、雨宿りをしていると、中学生・渡瀬春香が動けなくなっていた。光希は春香を《古武術介護》を使って、バス停のベンチに座らせる。春香は、光希の技に驚き強さに羨ましく思…

下級貴族令嬢であるエミリア・ゴッドフレイは、前世の記憶を思い出した。 今から百年前、西の国の姫ジェシカは敵国である東の国の王子アーサーと恋に落ちるが、侵略戦争の中で二人は永遠の愛…

語り得ぬものについては、沈黙しなければならない。──ウィトゲンシュタイン

　百物語の二十三番目、八回生の広田が語り出した。「人身事故ってあるよな。現場にいたやつが撮影して写真やら動画をアップするから、保存されて残るんだよ」

かつて観光と資源輸出で栄え、今は《帝国本土》との交通・通信が断絶して五〇年の月日が過ぎたダルマティア地方。 高等学院生で歴史家志望のファリルは従姉妹のレミリアと共にある日、存在…

一人の少女の日常が変化するお話

「自らの経歴に並々ならぬ矜持を持つ俺は、そのへんの能無しとは違う！」 キャリアを最も重視する俺が出逢ったのは、生き様も個性も豊かな、本（ほん）の数々。 本棚に広がる世界を舞台…

　百物語の八十二番目、二回生の佐藤が語り出した。「これほんとおかしいっていうか……僕が狂ってるって思われたくないんで」

社畜たちは今日も語り出す。深夜のオフィスで語り出す。ビルの屋上で語り出す。他愛ないことを語り出す。時の流れは川のように、社畜たちは水のように、ただただ、語り出す。