「2011年」を含む小説

「夢幻鉄路」「汽笛を聞いた夜」に続くシリーズ最終作。夢幻鉄路の主人公のふるさと再訪から数年後の物語。今度は二人で──。 シリーズ過去作は以下になります。合わせてどうぞ。 「夢幻…

2011年10月。妻がアラフォーにもならないうちにこの世を去った。ガンだった。結局、何もしてあげられずに逝かせてしまったことを、僕は今でも悔やんでる。だからこそ、この子は、美智果…

人からもらったお題を〈ものがたり〉のどこかに使って即興的に書き上げた、1話完結の超短編創作集。 「お題は頂戴しても、お代は頂戴しない」方針でプレゼントし続けて早15年。1000編…

「××」くぐもった声で秋穂が言った。 「なに？」 「私のこと、好き？」 「好きだよ」と僕は言った。 「どのくらい？」 「秋穂が想像しているよりも、ずっと」 「いつから、好き？」 …

短編集／『幻　―まぼろし―』2011年8月5日発行 それは 短い腕では届かないもの それは 願っても届かないもの それは もう何処にも届かないもの それは、

詩集／『珠　―ことだま―』2011年8月1日発行（初出：2008.11～2011.2）／special thanks：Ren.

相撲界に君臨した魔王のお話。2011年に創作、2013年にネットに初公開した時、現実では絶対起こり得ない大記録を持つ最強力士に設定したはずだが、2021年名古屋場所で、その記録の…

◼️あらすじ 統合暦2005年。戦時徴用された元家庭用のアンドロイド、「ヒトガタ」の少女エリー。 最前線の戦闘で損傷した身体にosが膨大なエラーデータを吐き出す中、応急修理すら受…

鏡像世界地球。歴史もほぼ同じ歴史をたどる。西暦は２０１９年で少し違うのはが元号が 「零和」でアメリカでは女性大統領が就任。人類はミュータントとマシンミュータントと 呼ばれる乗物…

２０１１年６月。Ｌ県Ｈ村で７日間豪雨が続き、大規模な土砂崩れが発生した。村人たちの多く、実に１２６名が死亡または行方不明となり、平成最悪の豪雨災害となった。避難所は土砂災害に見舞…

数年前に脳梗塞で半身麻痺になった篤子は、深夜にふと目を覚ました……。 ※２０１１年にdNovelsというコミュニティで、初出の作品です。

桜がその花を咲かせていたことを、夏になれば人々は忘れてしまう。 誰もが足早に、アスファルトの上を歩み去っていく。 そんな2011年7月の頃、わたしは親友に別れを告げた。 そうせ…

２０１１年の鷹月地震の後遺症で、この世の万物に宿る『波動』が視えるようになった少年、冬芽忍武。彼は７年後に訪れた母の墓参り先で、ラジエイターという能力者の少女、榊美保と出会ってし…

「先生は、私たちを真っ暗な世界から連れ出してくれました。 　だから―― 　今度は私たちが、先生を全国へ連れて行きます！」 『ファイトオーバー』 ――妨害をかわし、自分のマーク…

ips細胞の技術によりＸＸ染色体(女性)同士での子孫の繁栄が可能となった。 それによってレズビアンの子孫が多数を占めたことにより、極端に女性人口の割合が増加。 社会的マイノリティ…

2011年（平成23年）3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震。 東日本大震災。 その夜私(漆目人鳥)は疲労と焦燥の中、居酒屋のカウンターにいた。 実際にあった魂の救済の物語…

春休みで暇だったので、アルバ村のユウトは何かでっかい事をしたいですと女神様にお願いしていたら伝説の“万能スコップ”を貰った。そして明かされる、アルバ村が実は周りでは伝説の存…

2011年3月11日 何も失わなかった僕たちは何を託されたのだろうか。 そして 何を受け継げたのだろうか。 ただ生きることしかできない僕が、もしなにかできるのなら。 何も知らない…

【 あらすじ 】 「出会い系」で結婚に至りました。様々な女性。VSサクラ。人間交差点。ザ・ノンフィクション。実話と記録。 ------------ 【 作者プロフィール 】…

【 あらすじ 】 ザ・ノンフィクション。実話と記録。2018年の夏、「包茎手術」をしてきた、デザイナーのお話しです。平成最後の夏、だから。 ------------ 【 作…