「耽美？」を含む小説

中学の卒業式に出席しなかった小田切春風と担任だった僕は二人だけの卒業式を行う。 優等生だったはずの彼女はすっかり変わってしまい僕を翻弄する。 先生と教え子のただただ不純なだけ…

文学フリマ東京36（2023年5月21日）で販売する恋と毒をテーマにしたアンソロジー『恋毒スーサイド』（サークル名：ドロップス書房）に収録予定の短編の試し読みです。 作品の詳し…

アスリートばかりが狙われる猟奇殺人の犯人は。

「つまりナオミは天地の間に充満して、私を取り巻き、私を苦しめ、私の呻きを聞きながら、それを笑って眺めている悪霊のようなものでした」 独り者の会社員、譲治は日本人離れした美少女ナオ…

濃紅色のスーツを身に纏う謎めいた青年セージュ。自称オカルトマニアの彼は、見えない怪異を捜し求めてコレクシオンするのが趣味だという。亡霊・呪い・不思議なものや目に見えないものを手に…

持つ者は持たぬ者に分け与えよ。それは貴族に生まれた者の使命である―― 蒸気機関が誕生し間もなく栄華を誇った大帝国。 伯爵の父が倒れ、家の存続が危うくなったジェンスは、貴族間で孤児…

16歳にして未亡人になってしまった美貌の少女。中世を舞台に、とある貴族の少女の恋愛を描きます。

公爵令嬢ヴィクトリアは、美しいものが大好きな『耽美令嬢』。 美しい顔立ちの従者リアムを常に傍に置き、愛でることが彼女の日課。 そんなヴィクトリアには、学園に入学する前からの婚約…

夜に嘆き、星を思う少年と少女の短編集。 それぞれの短編は繋がっていないような、繋がっているような。

トップモデルのフィフィは、サラにとって全てだった。 彼女に憧れモデルを目指したサラに、フィフィと会える機会が巡ってくる。 それは、ある意味では幸せな時間だった。

一体のオルゴール人形が、持ち主の男性に恋い焦がれる話。 人形視点・大人の童話風の物語です。

短歌５首ずつ、耽美的な短歌を更新。 一度、角川短歌年鑑で特選に入り、令和２年度にBEST20位の3位になったことがあります。 好きな歌人は寺山修司さんや春日井健さん、萩原慎一郎さ…

授業のレポ―トで出したものです。よろしければ。

涙が宝石になる「俺」の体質が、彼氏にばれた日の話。 お耽美シリアス？　いえ、ゆるいコメディです。 小説家になろう·アルファポリス·エブリスタ他小説投稿サイトにも掲載しています。

17歳のときの詩。閉鎖病棟の入院中に書いた詩です。 ランボーが好きでイメージを得ました。 10代の頃は詩編を78編創作しましたが、あの頃は高校を退学させられたり、閉鎖病棟で17歳…

空蝉にとらわれる少年が見たものとは……。 登場する京都にある『アスタルテ書房』は四条河原にひっそりとあります。 そこは魔界、耽美な古書で埋め尽くされる。

昔あるところに、 とても美しく残酷な女王様がいました。 女王に恋した男と、 女王を憎んだ男…… 美貌の悪魔に出会った瞬間、 ２人の運命は血に染まる。 シニカルなブラックユーモ…

太平洋戦争末期の京都の山奥を主な舞台とした、ある女性の手記。 ※この作品はフィクションです。実在の人物、団体、出来事とは一切関係ありません。 ※作品中、一部流血表現を含みます。

蝶の標本を宝物にしている少年、晴葵（はるき）はある日、日本人形のように美しい少女、紗（すず）に出会った。 六歳という年齢にそぐわず、神秘的で落ち着いた雰囲気のある紗に、晴葵は心を…

愛する人が必ず死んでしまう運命を持つ超絶美青年ワレスは、ジゴロの生活がイヤになり、危険な魔物のばっこする国境の砦にやってきた。 眠っていた魔術の才能が開花し、めきめきと頭角をあら…