「掌編 夜」を含む小説

真っ暗な夜の海に銀色の星がまたたく。その下で週に一度の逢瀬を楽しむ男たちの短い物語（屋外ではありません）。 ★この作品はpixivの「【小説投稿企画】Two Colors …

雪降る夜、一人暮らしの私の家を訪ねて来たのは、六年前の事故で喪った、愛しの人の姿だった。 レポートの息抜きに友人と「300文字ぴったりの百合」を題材に書きあった際に出来たもの…

所有者により、好きな創作の登場人物「夏輝」を模して造られたアンドロイド、“俺”。彼が遺書と銘打つ記録の一片。 2023.1.15開催　文学フリマ京都７にて、無料配布しました。な…

天の川に最も近い場所 本作は『小説家になろう』様にも掲載しております。

恋人の身体が良くなかったから煙草を吸う時は、いつもベランダだった。それ以外に特に他意はない。それなのに蛍が甘く灯る数分があった。

　ふと思いついた掌編をまとめた掌編集。 　一話完結。あまり集中せずにぼんやりと文章を読みたい方にお勧めです。 　基本的に書きたいように書きました。コンテスト規定文字数に達したため…

僕は松下悠里に惹かれている。彼女によってこころの動き方すら変わってしまった。そんな彼女に誘われて、一年前の１２月にとある施設を訪れる。

風船を拾う人生迷子な人のお話。暗め。微妙に人を選びそうな内容。 クロノヒョウ様主催の自主企画『第1回「1000文字以内でミッション全てクリアせよ」』参加作品。 ミッション） ・…

雨の続く蒸し暑い夏の夜。自堕落な生活の果てに、犯罪に手を染めた男、張本和也。 苦難から逃げ続け、取り返しのつかないところまで来てしまった末に彼は…… 第一回「1000字以内でミ…

ある時、大人たちの命令で僕たちは空へと昇る。またある時は、彼女の歌声を耳にしながら、夜を過ごす。全ての始まりに、終わりが存在しているように、少女も僕の中で死んでいく。それでも、少…

黒蜜夜花の傍には、いつだって黒猫がいる。 ペットなり、ぬいぐるみなり、行きずりなり。 黒猫達は彼女を幸せにするか、それとも……。 ◆◆◆ 多分基本的には一話完結。 夜花の年齢…

ボクはピアスとか怖くて穴開けられない派。 人生初ホラーです。いまままで、僕の人生の中に存在するホラーは、ホラーマンぐらいだったんだよね。 自主企画参加用に書いてみました。縛り…

酒は飲んでも飲まれるな。 大人になりかけの中途半端な若造どもが酒を飲んでいるだけの話です。 小説なので未成年の方でも安心してお楽しみいただけます。

夏の夜、女が二人、山歩き。

冬の夜、こたつの中で、私は物思いに耽る。 過去のこと、現在のこと。ひとりぼっちの家の中。 回想のみ、主人公は一歩も動きません。 叙情的なとても短いお話です。

夏の終わりの蒸し暑い夜、街灯下に捨てられた地球儀はブツブツ文句を言っていた。そこに現れたのは、廃棄される運命から逃げて来た金色の木馬だった。