「きみとの」を含む小説

影は、荒野を歩いていた。同じような影が、次々と死んで脱落していくなかを。ゴールを目指して。

　一途に人を愛し続けることが出来ず、ワンナイトラブを繰り返す男・「俺」は、ある夜、人通りの少ない駅前で、ぼんやりと立っている女性を見つけ、ホテルに誘う。 　しかし、先に眠ってしま…

お話の種は生まれて、成長して、終わりを迎えて、 そして次の物語になる。 いつも読んでくださる皆様、 たくさんのコメントをくださる皆様、 そうして完結まで、お話を追ってくださる皆…

季節をめぐる学生達による一話完結の何気ないお話たち。 香鳴裕人様主催の自主企画：[第2期] 同題異話SRに参加させていただきました。 素敵な企画、ありがとうございます。

その世界では、必ず、『誰か』は、『誰か』のフォロワー(支援者)だった。 フォロワーが現れなかった青年は、理由を探す旅に出る。 ＊＊＊ 2021年3月末～4月1週目くらいに、SF…

いつも、ずっと、教室でひとりぼっちの私。 当然、林間学校でも班に入れてくれる友達は居ない。2人一組の布団に潜り込むことすらできない。 だから、私はそっと夜半、1人の布団を滑り抜け…

2021年3月初出 -Swan Lake-改題。 3.11 東日本大震災は皆の心奥底くに迄深い影を落とす事になる。ただそれも音楽で復興して行こうとする「被災地にピアノの音を響か…

お弟子さんたちの遊びに、すぐさま乗っかる水ぎわ(笑) サンタローのお題に、毎日答えてまいります。 140話で、女子のハートを溶かしたい！ はい、ぶっちゃけ。女子ねらいです(笑)…

香鳴裕人の自主企画「同題異話SR」参加作品であり、「私と蓮見」シリーズの最終回でもあります。 シリーズ機能が実装されたらまとめる予定です。 季節ごとに格好が変わる変態の蓮見先輩…

主様に仕える人ならぬ少女の、一人語りのようなもの。 香鳴裕人様の企画「同題異話SR -March-」参加作品です。 企画ページは以下リンクにてジャンプできます。 https:/…

美桂と拓海が出会ったのは、幼稚園の頃。 その頃の幼稚園は、空前の結婚ブームだった。 『僕ねぇ。結婚したら、奥さんと子どもといつまでも仲良く暮らしたいんだ』 　同じクラスの相沢拓海…

[第2期] 同題異話SR -March- 『きみの物語になりたい』 　　　主催者：香鳴裕人 さまに参加させて頂いてます。 『午後のお茶でも、いかがです？　とある夫婦の閑話など…

ツイッター（@wnwnwnno）で公開していた掌握小説が溜まってきたのでまとめています。おもしろいのでぜひ 続きはこちら→https://t.co/UGQKLCn3Sm　最新のも…

世の中やれ個性だ、無個性だと騒がしいが 敵がチートばかし手ごわいだけの話なんだ だからいつだって世の中の問題は チートばかしの話なんだ というわけでお読みいただきたい！

いつものように書斎で愛する本と過ごす『わたし』のところに顔を出したのは姪の琴葉と猫のマオ。 どうやら琴葉は随分とお怒り。 何故だと困惑する『わたし』は、やがてマオがしでかした失態…

社会科見学のため、アメルリア連邦海軍基地へと来ていた中学生たち。バーニィ・キャプリスは、ここで黒髪の少女・マノンと出会う。そして、ひょんなことから極秘の新造原子力潜水艦の内部に入…

　きみはこの物語を読んで、応援コメント欄に文句を書くかもしれない。それどころか近況ノートにクレームを入れるかもしれないし、運営に通報するかもしれない。でもぼくにはそれを止める権利…

　私と紘子は、手作りのお弁当を持ち寄って、大学のテラスで一緒に昼食を食べるのが日課だった。 　ある日、私と紘子が昼食を取っていると「きみの料理、美味しそうだね」と一輝が声をかけて…