「#冬」を含む小説

ある冬の夜、仕事から帰ってきた私はお風呂に入ろうとしたが―― 何故か給湯器がおかしい。 「給湯温度を　変更します」 謎の音声をひっきりなしに鳴らす給湯器。 そこから始まる、ま…

「先輩と俺」シリーズの冬月雪兎が主人公の短編集。

数年前の冬に、孤独感とともに書きました。 SFだけは僕を救ってくれると信じて。

地軸が傾きすぎているから夏はこんなに暑いし、冬はこんなに寒いんだ。 地軸の傾きを変えようとする人々を取材したドキュメンタリーフィクション。

「この卑しい娘め、おまえはただの身代わりだろうが！」 ケルホーン伯爵家に生まれたシーナは、ある理由から義理の家族に虐げられていた。 シーナは姉のルターナと瓜二つの顔を持ち、背格好…

皿洗いメイドのリーザは、伯爵の愛人の勘気を蒙って屋敷を追い出される。 だが、それは三歳の伯爵子息の身の安全を図り、隣領の大叔父のいる薬草園へ行くためだった。 ブラウエンハイムの山…

サラリーマンの冬弥は、発売したゲームをダウンロードした。 さっそくプレイしようとしたのだが、どうやってもスタートボタンが押せない。 肩透かしを食らった冬弥は、ふてくされて寝てしま…

11月8日に立冬を迎えました。暦の上では冬です。 これから、どんどん寒くなるのでしょうか。 立春を迎えるまで、不定期更新していきたいと思います。

　中学1年生の明日香は従兄の悠希に憧れて、陸上部に所属。そして冬になったら、『冬だけスキー部』でクロスカントリースキーをやることにしました。 　が、彼女のいる滋賀県では近年雪が積…

親の心子知らず。子の心親知らず。 心配してもなかなか伝わらない、同居ではない両親への愚痴のような話。

赤く焼けた大地に倒れ込み、ただ死を待つばかり。 俺は静かに、目を閉じた。 アルファポリスにも投稿しています。

ある冬の日の夜、バイト帰りの彼女が家に来た。初めての飲酒に付き合ってほしい、という彼女と二人で酒を飲む。 大人になれば酒が飲めるようになる。 酒が飲めるから、「大人」なんだろう…

冬山に暮らす桜守のお話です

　昨日を繰り返してることに気づいた男子高校生が、しばらく来ないとわかっているバスを幼馴染と待つ話です。 ※過去に書いた、『あしたのはなし』の少年少女を使いまわしました。

（※）全９話、９９９９文字で完結！ アイドル大好き♡ミーハーお母さんが治療法のない難病ALSに侵された！ ファンブログは闘病記になり、母は「死ぬ前に聖地に行きたい」と心残りを叫…

あなたは冬温室と呼ばれる場所にたどり着いた。そこには〈冬温室の主〉が眠っているのだという。

小説家の斜森永士は三年前に亡くなった祖父の遺言に従い、故郷の相巣村を訪れる。この日、村では五十年に一度の祭事「暖火の儀」が行われることになっていた。祖父は自分に代わって儀式を見届…