「毒」を含む小説

短歌初心者による「ぬいぐるみ」がお題の１１首と、短歌についてのショートエッセイ。

これは、「イシ」を問う物語。 発症者に異能をもたらす一方、その精神を冒してしまう「病魔」と呼ばれる異変が生じていた2000年代の東京。 病魔発症者が引き起こす怪事件に対し、毒を以…

【子供の娯楽を理解できない親たちに贈るバッドエンド短編】 その夫婦は実の子供がアニメやマンガやゲームの悪影響を受けたゆがんだ大人に成長してしまったらどうしよう。 その悩みがいつ…

生物学的には母親。一般的な母親像から遠い。 期待すればこちらが傷つけられるので、できるだけ関わらず観察に努めてきた。 未だにどうすればいいのかわからない。

ある町の、昔からひっそり佇む本屋のお話。 そこでは、いつまでも可愛い女性店員が、喫茶店のような明るい挨拶で客を迎えていた。 読みすぎを止める「はたき」片手に。 【KAC20…

　警察としての面を持つ彼はもう一つの顔がある。 　それは、勧善懲悪なもう一つの顔。 　何故か彼は精神的な面があるようで一部の記憶がなく、鍵のかかった本は本屋で買ったと思われる日…

未来から来た本屋の店長は、未来から古本を運んできて販売していた。その訳は…。 777文字の小説に挑戦してみました。少しの毒で味付けしてみましたので読んでみて下さい。 「パートタイ…

匿名K

主人公の魂や感情、悩みや痛みをしとしととした文体で描く短編集。ネガティブな感情をそのまま肯定するお話が多いです。 陰鬱さのある、美しい文章、描写が持ち味。 全話完全独立なのでご興…

■あらすじ 「お前はどうしたいんだ？」中学三年生の三者面談の時に、担任の教師からそう言われたことがきっかけだった。よいことして育ってきた娘が自分の人生を取り戻そうとするが、その前…

作品のモットー、《出逢いとハプニングはいつだってサイコロ形式》‪&《仲良くなる理由なんて珈琲一本分でも十分》───。 主人公｢ラメ｣はOL、珈琲が大好物。もう辞めたいと思ってい…

主人公　加賀青藍（かがせいらん）15歳 偶然拾ったチラシをきっかけに上京し、帝都の名家に毒見役として仕える。 あらゆる毒を分解・分泌する能力を持つ異能者。

もうひとつ奇妙なのは、この若い男の額に、CAINと焼き鏝で刻印が押されていたことだった。 殺人の噂を聞いて、脇坂の両親が届け出たので若い男の身元が割れた。 家人には友達と会うと言…

　――大好き。 　決して叶わない恋だとわかっているけれど、夢で想うだけで、幸せです。 　そう思っていただけなのに、なんで、こんなことに……？ 　ワケあって、伯爵邸の屋根裏…

毒でも吐こうか、と思って立てた小説。 小説では、今、ない。 毒は、少し吐きました。 書いてみて、あまり、いいものではないなと思ったので。 なんでもない。 ただ書いてる私の思い…

　早くに大人になることを求められた二人の不器用な恋。 　全２話　 　早川（岩瀬）梨花……親の離婚で岩瀬から早川になる。母親の虚栄心のためにがんじがらめに生きる毒親育ち。 　高…

人は何故俗世で生きられるのだろうか。どうして皆は当然のように毒を舐めていられるのだろうか。 とある住職はそう思った。そして彼は、この世にひしめくその謎を、解き明かそうと試みたので…

中世欧風異世界ファンタジー、『塔の上のレイヴン』外伝。 本編第一部「魔犬と少年」より約十五年前、クルトとクレアの母セルマと、若き日のライアン、アルトリクス、ティアナの物語。 本編…

大変です！王子様が「このままでは罪を犯しそうだから見張っていてくれない？」と言ってきました！―― 私は王立学院に通う公爵令嬢ユーフェミア・オースティン。とある事情で婚約解消して…

新潟市に転勤してきて、はや15年。いつの間にか結婚して家を建てて子供を育てて、と住民になってしまいました。 妻に誘われたり、出張したりでいろいろ回って、食べて、泊まってみて、行っ…