「終わる 世界」を含む小説

今日もまた同じ1日のはじまり。 7月15日がループして5日目。高校3年生の男女5名は繰り返される15日を過ごしていた。 そんな彼女たちの前に、一人の転校生が現れたことで、平穏が終…

『もしかばんちゃんがセルリアンハンターになったら』 「かばん、戦い方を覚えてみませんか？」 ひょんなことからハンターを目指す事になったかばんとサーバル。 「戦い方とかよく…」と…

あと7日で世界が終わるとしたら、あなたは残された時間をどう過ごしますか？ 世界の終わりに絶望する人、神に祈りをささげる人、家族や友達と過ごす人、犯罪を楽しむ人。終末の過ごし方は…

　雪はもう10年やんでいない。 　終わりゆく世界に生きる、私《なばな》と、はる。 　変わらない風景。 　変わらない気温。 　変わらない、日常。 　——変わらずにいてくれる、は…

親友のような他人は僕と同じような変わり者。そんな変わり者の一人の友達に世界最後に何をしたいかと聞いてみると。 「綺麗なものを見て死にたい」 綺麗なものといっても思いつかない。 親…

１つのゲームが終わる時、新たなゲームが始まる。 終わりを迎えたＭＭＯＲＰＧ「フィラーヘルツオンライン」。 その世界に魅了され、異界の地からゲームへログインをしていた魔導錬醒術師…

なぜそうなったのか、誰が望んだのか それはまるで神様の気紛れのように、ある日突然世界から色が消え灰色だけが残った そして、人々は姿を消して行く── 初めからそこに想い出などなか…

「syosetu.com」にも掲載しています。 では、まず初めにこれは８年前に書いたもので、書き終わってからずっとパソコンに入ったまま放置しましたが、今になって投稿する気になり…

主人公である青年は過去を振り返るような語り口で話し始める。自分が元々は異世界からやってきた人間であることを。 まず初めに異世界にやってきたばかりのことを話す。元の世界では異世界転…

　何も変わらない日々。ただ普通に生きていた少年――片倉小虎は、いつものように学校を終え、家に帰り、お風呂に入って、従姉妹の作るご飯を食べ、寝る。いつも通りに始まり、いつものように…

愛した人が残した棘。 愛された故の甘い棘。 身体の奥深くに刺さり続け、いつまでも忘れることのできない痛む棘。 いつになれば、この痛みから解放されるのだろうか。 いつになれば、…

小説家になろうさんに投稿した物と同一です。 異世界コメディです、パロディとか趣味の女の子とか冒険とかいろいろ好きな物詰め込みました！ 楽しんで頂けると嬉しいです。 ちなみに、読…

カクヨムで書くのは初めてです。 どうぞよろしく。 明日世界が終わると言って、大パニックになる街の人を観察する千穂の一日をお送りします。

いつも通りの帰り道、不意に彼女はそう口にした。

勇者の伝説はハッピーエンドで終わるものだ。 魔族を従え、人間、そして世界を害した魔王は勇者リドルに討ち取られた。 その後、相思相愛の仲だった王国の姫と結ばれ、幸せに暮らした。 だ…

夢叶-ゆめか-と道幸-みちゆき-は、夫婦だ。 他愛もない話に花を咲かせながら、夕食を作っている。 ありふれた夜のように見えるが、違う。 他人には理解し難い想いを抱え、2人はキッチ…

世界が終わる前夜のあれこれです。短編3つ。最後の晩餐と生い立ち語りと銀行強盗。最初のは微妙に百合かもしれません。

海にそびえる巨大な砦〈レムレス〉ーーあたしたちを守る砦、あるいは隔離する檻。 儚い運命の下に生きる少年少女たちに今年も夏が巡ってきた。 長いようで短い、短いようで長い夏が……。 …

「世界ってね、日付が変わる時に、生まれ変わるんだって」 中秋の名月という名の〝三日月〟を見ながら、彼女が言った。 にこやかに笑う彼女は、世間一般で言う〝変わり者〟だ。 あと一…