「きみ」を含む小説

誰にでも、一つくらいあるんじゃないだろうか？ いろんなものの「境界」が曖昧で、未分化で、定義されていなかった頃の思い出・・・

悪の組織の女幹部とヤンデレ部下の話です。

「入道雲ときみ」（企画）を主題とした小説です。

映画好きの青年・江渡木はゾンビが存在し、映画でよくみる出来事が起きる「ゾンビ映画の世界」に転移してしまう。ゾンビ化に抗体をもつ女性・アリスに出会った江渡木は、彼女に一目惚れした結…

少年の夏休みを描いた短編です。

高校生が家で味噌汁を作るだけのお話。 調理実習で同じ班になったメンバーは、みんな味見専門だった。「俺」は慣れない包丁を握り、練習する。

　ひとを恐れて生きてきた。誰とも関わらず、傷つけないように、そして傷つかないように。 　 　僕には呪われた瞳がある。忌々しくも美しい紫色の瞳。 　 　その瞳には見た者を魅了し、理…

コンビニのアルバイト同士、早朝の3時間だけ一緒に働く坂本くん。 他にも沢山の従業員がいる中で、忙しい時間帯のぼく達が交わす会話は最低限。 耳に開いた沢山のピアスの痕、アッシュ…

幼い頃に患った大病を克服した「おれ」は、二十代になる前に別の病によって命を落とし、その後、自分が生きていた世界を正しく終了させるため、世界が持つ記憶を整理する業務にあたっている。…

18歳の友子はシングルファーザーの家庭で育ち、父親は娘のことを溺愛していました。そんな時、父親と対峙する悪者に誘拐され。。。悪者と思っていた人と友子の恋物語です。

大卒無職となった主人公が、ありあまる時間のなか、小学生時代を一緒に過ごしたはずの「たつみ」という存在をふと思い出す。 みずからの記憶を辿り、手がかりを得るために現実を徘徊し、そし…

IT系の王道ラブコメ。 斎藤恭介は年一回開催される高校生限定のプログラミングコンテストにむけて意気込んでいた。 ところがある日 ミスターXと名乗る謎の人物に脅迫され言いなりと…

名栗あざみが死んだ。あの名栗あざみが、だ。どうして彼女は死んだのか。誰に殺されたのか。何故殺されなければならなかったのか。

陰謀に巻き込まれて若くして命を散らした姉弟。生まれ変わって、主に姉の方が頑張ってふたりで幸せになろうとほのぼの過ごしていくだけ。 弟 結崎　悠（ゆいさき　はるか） 現在6歳。…

『君』が大好きな『私』は、別れ話を切り出されてどうにか受け止めようと頑張ります。 でも、大好きすぎて難しいのです。

人間が人間を食べる選択をしてから一世代、ヒトは促成栽培のオルガノイドと自然人が混在する世の中になっていた。 工場生まれのレビは風に吹かれた綿毛が舞うように漂流し、ある街に行きつく…

ぽろぽろと身体から日々こぼれ落ちるものを拾って書き記しています。

香鳴裕人様の同題異話企画に、"ほぼ"毎月参加した作品です。 どうしても長くなりすぎてしまうと思ったので、追加の第１３・１４話を書いて完結しました。 ４月～１２月は、独立した話な…

小説家の末席に名を連ねることになった新人小説家、須藤歩。 大学に通って、パソコンの前で唸り、そんな自分を受け入れてくれる彼女がいる、そんななんてことないありふれた日常。 あとはそ…