「しれない。」を含む小説

【公式自主企画】怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語 ↑こちらへ参加の作品 ※汚い表現アリ

怖そうで怖くない少し怖い話。5 ※フィクションです。

今のところ我流で投稿をしている筆者の、自己満足か、それとも実験か、さまざまなストーリー未満の、文章が、揃った発表の、場所。意味が分かっても何も分からなくても良い。もしかしたらここ…

世紀の大勝負が今始まる────

人里離れた広大な樹海でひっそりと暮らすリヒトは薬の知識がある。薬草や薬木などを育てて薬を精製したり、はたまた貴重な草花などを採取しては商人に卸し、隠居生活を満喫していた。そんなあ…

夏を嫌うマサルにとって、唯一とも言える夏の想い出。いや、ある種の呪縛かもしれない。 突然思いだした、あの夏の日。もう二度と戻らない日の事。

「花火、やらない？」 　そう彼に声を掛けたのは、瓶に閉じ込められた何時かの線香花火があまりにも憐れだったからかもしれない。

この話を聞きたいと言われても、私はもう言いたくはないんだ。 直接的には言っていないが、私が嘘を言っていると思っているのが分かるからな。 『少し不思議』な話を探している、だったら余…

誰もが知っている桃太郎の話。 これまで彼は正義のヒーローとして描かれてきました。 でもほんとうは、こんな一面もあったかもしれない。 それを書いてみました。 辛口の感想だと作者…

兄ちゃんがいじめに遭っているかもしれない……そう思った僕は、僕の代わりに兄ちゃんを守ってくれるよう古びた祠にお願いしたのだった。 「第七回こむら川小説大賞」参加作品

不定期更新。 注意力散漫、記憶力脆弱、そそっかしく、考えすぎ。そんな自分の考えていることを文字にしました。自分探しの一環として書いているので、文体や雰囲気が変わることがあるかもし…

とある高校生・日車団吉《ひぐるまだんきち》は、名前が変わっているせいもあってこれまで笑われてきた人生だった。 そんなある日、クラスメイトの沢井絵菜《さわいえな》が上級生に殴られて…

第七回こむら川小説大賞参加作品です。 テーマ「光」ということで、光るキミに惚れる若者たちのお話です。 未成年出産・死産・性暴力・ネグレクト・児童虐待・暴力が含まれます。苦手な方は…

イスラエルとパレスチナの間に広がる緊張。 それは天界にも波及しており、複雑すぎる状況にキレた現代の女神が暴れだしてしまった。 問題をきちんと説明しないと、天界まで破壊されてしまう…

毎日が事件や事故にあふれていて、毎年聞く今まで以上に暑い夏、猛暑日連続、自然災害という単語。色んなことにあきれ始めていた中学生の未来(ミライ)は、いつものように暑い部屋で何気なく…

　暗がりにざっくざっくと枯れ葉や小石を踏む音がする。廃教会の寂しげな雰囲気に似つかわしくない楽しげな声が響く。 　今日は、大学のサークル同士で合同の心霊スポットへ肝試しにきてい…

　　　〜　おめでとうございます　〜 　　　　　　　　鈴木様 この度、貴殿は人間界で最も平凡な人間の枠に入り、その枠の中でも特別平凡な数名に入り、その数名の中でも一番平凡な人間と…

可愛いものが大好き、楽しいことが大好きなお気楽ギャルの満子。ある日、三年生の莉湖が男子を軽々と投げ飛ばしている姿を見て一目惚れし、そのノリで柔道部に入部することに。不純な動機で柔…

　戦争が終わってしまう。 　その中で男たちは決断を迫られる。 　熱核エンジンを使った特攻で戦機を掴もうとする国軍。 　 　兵は生きて彼女の元に帰ることを願い続けていた。 　そ…

七歳の頃、セミと同い年だということを知った。 それから何年か経って、もしかしてぼくは、セミと一緒かもしれないと思ったそういう、夏。