「言の葉」を含む小説

『物語の結末』は言の葉の世界で生きることを選んだ、私の古い友人だ。言葉になったあとも、私たちの友人関係は続いている。時折、脈絡もなく現れて、物語の結末について、私に語りかけてくる…

五・七・五の句と七・七の繰り返しをひとりでやってみる試みです。 いろいろ式目（ルール）の多いことですが、つけていくことに重きを置き、他はゆるく詠みまする。 三十六歌仙にちなみ、三…

一年間書き溜めたショートショートを編集し、構成します。 毎日、１日２回更新します。 朝７時は出来るだけ新作で、夕方６時は旧作でいく予定。 （第１話のみ、１２月１日１２時過ぎ更新で…

緑と活気溢れる明るい町。行き逢う人々の笑顔は日常、どこからか聞こえてくる挨拶は時間を知らせる合図。平和そのものと言えるこの町はかつて生きとし生けるもの全てを苦しめる澱んだ空気と毒…

ただ気軽に言葉を投げ入れる用の籠です。

大学で「人物」を題材にして短篇を書け、という課題を出された時に書いたものです。 散る花のように綺麗な話を書きたくて、できるだけ言葉を厳選して書きました。 舞台は公園。花を描いて…

　熱にうなされ喉の痛みに堪えきれず、苦し紛れに頭に浮かんだ、切れ切れの言の葉の書き散らかしです

　高校三年の井川千春は、卒業式を終えた午後、深く悩み、苦しみながらマイクを持っていた。 「もうちょっと、なんか感情的に。上手くなくてもいいのよ、それだけでいいからさ」 　世界一の…

古き魔女の歌　雷鳴と雷電　五夜の騎行

カクヨムWeb小説短編賞2023【短編小説部門】 　☆短編特別賞☆を受賞致しました 昭和二十年、京都、夏。売れない小説家の男――『私』は風に飛ばされた原稿を追いかけて侵入した洋…

散文置き場

「詩は書かないの？」と訊かれて「書かないよ」と言った直後に書きました。気まぐれ更新。

優しいイベリスと気の強いゼラニウム。イベリスが亡くなるとその存在の大きさに気付かされるゼラ。見果てぬ空に願いを重ねて時を想う。ゼラの命が枯れる前にある一匹の蝶々がゼラのもとに舞い…

※製作途中 　━━━〈待ってる〉。夢の狭間で、呼ばれた声を覚えていた。 　目覚めたのは、度重なる戦火に焼かれた世界。 　各地で観測される魔素の暴走、凶暴化する魔物。大規模な…

夜の闇に紛れて、こっそりとつぶやく、詩とも掌編ともいえないような、とりとめのない言の葉です。

僕が詩人として生きた頃の心の叫び！ 厳選して12編にしました。 「サイレントソルジャー」や「日常と未来」は読んで欲しくて最初の2篇に。 「埃」と「言の葉」は最後の閉めかなと…

俳句、短歌、詩などを書いてます。 あふれた言葉は、長くても短くても、 誰かの中に残るものです。 そして大切なメッセージでもあります。 生きた言葉を、ありのままに、綴ります。 あり…

ふたつめの言の葉日記です。 ただのつぶやきを連ねるだけのものです。

言の葉綾の妹です。 名門私立高校に通う深山檜（みやまひのき）とその周りの人物から繰り広げられていく、ヒューマンサスペンス小説です。物語を読みながら、「人を殺す」ということについて…