玉かぎる言の葉紡ぎて　――５分で読めるショートショート集

最早毎日の日課になってしまった……（笑）。
朝と夕、毎日2回の更新をされるこちらの物語、ショートショートで10万字書いちゃうと言う無謀な試みを実践中のすごい物語です( ;∀;)

僕はですね、こちらの西しまこ様という作家様のファンです（えっへん）。色々と拝読させて頂いておりますが、こちらのショートショートを拝読しますと、その守備範囲の広さ、表現力の深さ、さらにとどまる事を知らずに湧き続けるアイデア、それらに脱帽してしまうのです。

その上で、全部面白いです(^^)/

特にショートショートだけど複数作存在して、シリーズ連載の様に書かれている「ねこねこ日記」は最高です。「わぁ、来たぁ！」と思わ…続きを読む

ショートショートの宝箱。
お話の一つ一つが異なる輝きを放っています。それらがひとところに集まるこの場所は、まるでお話の宝石箱。
お話を一つ読むたびに、綺麗な宝石をひとつ、またひとつ、箱から取り出している気持ちになります。

どれから読んでもいい。
惹かれるタイトルからでも、一話から順にでも。
流れるような文章が、人の心をあばいてゆく。そこに、ほのかな快感を覚えます。

素敵。

この一言に尽きる。

オススメやで！　(*^▽^*)★

一話一話が秀逸である時は感動を、ある時は切なさを、ある時は優しさを……童話のような世界から、人の心の深淵まで、素晴らしい世界を堪能させてくれます。
毎日二話、まるで千夜語り続けるシェエラザードのようです。

逆にいえば、そう！生活感があちこちに散らばっているのがここにはグッとキュートに愛くるしく詰まっている。毎日がいとおしいく、癖になりそうなショートケーキみたい。いつまでどこまで読んでも飽きがこないんです。小さな虫から大きな愛まで距離感ハンパない。

彼のなかにあるわたしのぶんのささやかな余白、ぬばたまの黒より深く誘い合う肌、ひだまりにぴんと猫しっぽ、母の荷にあふれる想いで、大人の花色をした恋、青星を頼りに旅をしていた……

センテンスも美しく、いろとりどりに咲きあふれる、すべてショートのストーリーたち。
ひとつの鮮やかな恐怖の組み立てに満足した読後感で、次をひらけば
ひろびろとした世界に生きる猫たちの会話にあたたかく心を癒され、ほっこり気分でページをめくると、完璧な怖いタイトルへの覚悟を裏切り感動ひろがる物語。いくつものメッセージがこころにのこります。

ただ一目でもほのかに輝く、極短編の花束を
胸に抱かせてもらうようです。

今日は、どんなお話をご所望ですか？

「玉かぎる」とは、玉が淡く光ること。
「たま」は、「魂」でもあり「霊」でもある。

淡く光った物語のカケラを集めて、
魂を込めて
言霊《ことだま》を紡ぐ。

それが、この作品なのではないでしょうか。


かわいらしい地域猫のお話。
きらきら光るファンタジー。
最後にヒヤッとホラーもあって。

切り取られた日常。
どこにでもありそうで、
何処にも見つからなさそうなリアリティ。
あなたの奥さん、そこに居るかも？

現代女性の心の中、
少しのぞいてみませんか？


紡《つむ》がれた　言霊《ことだま》記《しる》し　魂《たま》込《こ》めて
集《あつ》め綴《と》じれ…続きを読む

ほんわかするテイスト、あまーいテイスト、すっきりするテイスト、ビターなテイスト…
いろんなテイストのおはなしが沢山詰められていますよ～
どれもとっていい味なので、是非是非、味見してみてくださいね～（*^_^*）

１話完結で１話５分で読めるように構成されていますので、隙間時間やちょっと気分を変えたい時などで楽しめます。

さてさて、次はどんなテイストが出て来るかなぁ（*^_^*）

しまこさんが綴るとっても素敵な短編集、皆さんも是非楽しんでみてくださいね(^_-)-☆

短編の名手、西しまこさんが贈る、宝石のように美しく光る言葉を集めた物語集。

短いお話の中で、ハッとさせられたり、ほのぼのしたり、ドキドキしたり。
何気ない日常、異世界、SF、おとぎ話、戦慄のミステリ、艶やかな愛。
どこから読んでも素敵なお話ばかりですが、やはり最初からじっくり読んでいきたいものです。

あなただけの光る物語が見つけられますように。

「第９回カクヨムＷｅｂ小説コンテスト」応募作です。
　ショートショートを連ねて長編の分量を目指す異色の取り組みです。
　１桁目が１の「ねこねこ日記」を中心に、ほんわか日常系現代ドラマからＳＦ，心胆を寒からしめるサスペンス・ホラーに至るまで、実に幅広い作品が詰め込まれた宝石箱のような作品群です。
　すでに物語は半分を過ぎますが、１話がショートショートの分量なのでサクサク読めます。切り口が多いので、読み手のどなたにもヒットするお題がきっと見つかりますよ。

西しまこさんの世界は心地よい。

いつも読んでいて思う。
なんて暖かで滑らかな読み味なんだろう。

初夏に吹く風は
本当に気持ちがよくて、
その風を受けてそよぐシルクのような。
そんな文章は美しい。

いつ、どこから読み始めても
ふんわり･･･笑顔で迎えてくれる。