「虫 短編」を含む小説

1話完結型のショートショートを連載していきます。

魔墨師として、呪われた刺青を人に刻み続ける男のダークファンタジー。 彼が何故人を彫り続けるのか。その先に待つ未来とは……。 フォローや感想、星等いただけると励みになります。よろ…

短編なので、ちょこっと見て頂ければ幸いです。 決して、超能力とかの世界でなく、数秒間の信号待ちが、意外に 命拾いしてる可能性は偶然ではなく、見えない何かに守られているのかもしれま…

　百香の家族は、夏が近づいてくる時期に九州にあるおばあちゃんの家へと向かう。 　おじいちゃんの命日があるからだ。 　けれど百香は、おばあちゃんの家には行きたくなかった。あの古い家…

「｜花園 心音《はなぞの ここね》」現在23才。 彼女は今年大学を卒業して横浜湾岸警察署の婦警さんに任命された。 婦警さんになりたてほやほや。 男勝りな彼女は本当は刑事になりた…

登場人物 主人公…スペックは軒並み中の上。 誰からどう見ても順風満帆だが…。 眼鏡女…国民的美少女には１００％なりえないが、マニアから密かな人気。

世界を終わらせた《大災害》。退廃した生活は更なる二次災害を呼び、混沌と化す。そんな世界で生き延びている「私」。【憧れの人】から言われた言葉を反芻しながら、隔離された生活を虫籠の中…

魔王による『呪い』が振り撒かれた世界。 人々は全身を襲う痛みに苦しんでいた。 そんななか、少女サルビアの住む街に 『呪殺聖女』と呼ばれる女がやってくる。 彼女は『魔王を討…

葉子は、子供の頃のとある体験で性癖が歪んでしまった。いや、歪んだ自身の性癖に気がついてしまった。

学校の裏庭は校舎から遠く、虫も湧くため生徒たちからダントツで不人気な掃除スポット。 でもそんな裏庭の掃除を、私は自ら志願した。 そんな不人気な掃除場所で起きた、ちょっと不思議…

京の都から離れた山々を旅する白装束の坊主。 彼の行く処には、怪異、妖怪、愛憎あり。 飄々とした白装束の坊主と、彼に背負われた不思議な葛籠。 ある山の麓の村に、目の無い蟋蟀(キリ…

冒頭より—— 　舌先三寸で駆け引きするような、男女特有の小賢しい語らいは、彼女にとって陳腐そのものであった。誘蛾灯のような色香に基づく、本能を刺激する彼女が醸す劣情は、男を虜に…

　空中を歩くことができるサイキック少女ミヨは、怪盗ウォーカーとしてお宝を奪う毎日を過ごしていた。だがそんなある日警察側が投入したのはサイキック少女シロンだった。 　「…えっ、シー…

鳥があの人の頭から、虫のような「旧姓」を引き抜いた。 結婚式に出席していた僕は、紆余曲折あって「旧姓」を手に入れる。 鳥と虫との生活が始まる中で、捨てきれない彼女への想いは高ま…

【琥珀色の夢】＃ヒューマンドラマ　画家を目指す男は、筆を折った友人の未完成の作品を塗り潰して作品を描かないといけなくなった。しかし、彼は未完のその作品に魅了されて……。 【変革前…

友人との宅飲みの最中、小学生時代にどんな夏休みを過ごしたかという思い出話に花が咲いた。 最初は宿題がどうとか普通の話題だったが、その内に友人は「クモ女に出会った」という奇妙な話を…

これは文学フリマで仲良くなったpusugaさんと「ちょっとしたお遊び企画をやろう」って話になって、書くことになった短編です。 企画名は【タイトル取り替えっこ】 企画ルール 　①…

彼女が医者として働く姿なんて、想像もできなかった。 彼女があたしなしで生きてる姿なんて、想像もできなかった。

　大学生の加藤優人(かとう ゆうと)は、閑静な地区にある駅で、暗い表情の少女・羽田陽子(はだ ようこ)に話しかけられる。そして、彼女は親友の死について語り始めた。 　接点のない自…