「年の差 短編」を含む小説

いずれ妻となる人間として大切にする一方、年の差のせいか恋愛感情を抱いてくれない婚約者を持つナスル姫。 婚約者であるエアフォルクブルク帝国の第一皇子ロザムンドの優しさに恋心を抱くよ…

エアフォルクブルク帝国の第一皇子が幼女と婚約した。 そんな話が広がるなり、側室にはぜひうちの幼女を、と姿絵が送られてくるようになる。 事情があって婚約したロザムンドは、この件につ…

【一途勇者×短命聖女】 「オレと結婚してくれ！！！」 　聖女エレノアは慰問先の田舎街で少年ユーリからプロポーズを受けた。エレノアは２０歳の侯爵令嬢、ユーリは１０歳の農夫の息子。…

「ヨハンナ！　仕方がないから結婚してやる！」 そう言い放ったのは金髪碧眼の王子様みたいな顔をした幼馴染みのアードルフ。多分将来一緒になるんだろうなと漠然と思っていた相手。その相手…

「先生、どうしたら忘れてくれますか」 生徒と先生の切ない片恋物語り。

ウルード王国の王女ナスルは美しい目をした皇子と出会う。 その皇子はしきたりに則って本名を明かせないと言って「メタリナの君」と名乗った。 そんな彼に、ナスルは別の通り名を考えるが……

☆★☆ カクヨムWeb小説短編賞 2023　中間選考通過作品 ☆★☆ 時は平安時代。齢十八の千歳丸は勅命により鬼退治へと向かうことになった。 いつか京の都を襲った鬼の残党。決…

私には、好きな人がいる。 近所に住んでる七歳年上の人で、私のことをすっごく可愛がってくれてるの。 けどそれは、妹に対する気持ちと似たようなもの。一人の女の子として見てもらい、恋…

アラフィフにして独身、年齢＝彼女いない歴の僕が、結婚相談所で紹介されたのは娘のような年代の美女。こんなうまい話、ある筈はない。僕と友人は彼女が僕を選ぶ理由について推理し、仮説を立…

「先生が好きです！付き合ってください！」 告白されたけど、もちろん私は断った。 教え子と恋愛だなんて。それに私には彼氏もいる。それきりのはずだったのに。 数年が経ち、私は彼に再…

生贄に捧げられた少女と、嫁が来たと喜ぶ『おじ神様』の話です。 おじ神様がコミカルになるようにがんばって書きました。 テーマソングはback numberの『怪盗』です。

お正月になるとみんながお年玉をくれるのが楽しみだ。でも、すぐにお母さんにとられてしまう。いとこで年上の奈々ちゃんがこっそりくれたお年玉。それを握りしめて僕は駆けだした。 ※小説…

三十一歳になった恵は、あまり考えてこなかった結婚を意識していた。 彼女は、他の女から影響を受けた男が嫌だったために、冴えない若い男を狙うが… 【地の文が多いため、縦組み表示を推…

仕事帰りの金曜の夜、私（佐藤さん）は明日のデートを前に浮き足立っていた。明日は、私の誕生日でもある。 年下の彼氏、吉田君の前ではいつも背伸びをしているので、明日くらいはちょっと甘…

　幼い少女クインには四つ上の兄のような幼馴染がいた。彼の名はギル。彼は王国の姫に惚れている。 　そんな彼は、お姫さまを守るための騎士団に入団することになり……クインとは距離ができ…

【ラブコメ現代ファンタジー】 　神様が又無（またない）くんに与えたのは、時を止める能力。 　そして、たったひとりだけ、止まった時間の中で過ごせるパートナーを選ぶことができる。 …

旭ほなみ、21歳。 大学を中退して祖父のいる田舎に越してきた彼女は、音楽を作ってインターネットに公開している人気のPである。 移住生活２か月目。 隣人のベストセラー作家・桐…

僕が最後に彼女の唇に触れたのは、半年も前だった————

幼い頃から虐げられた、彼女の流転の物語。 虐げられた令嬢が何度も婚姻と離縁を繰り返してしまう物語、のサイドストーリーと言うか、転生者バージョンです。 一応、ハピエンだと思ってま…

　大垣（おおがき）良（りょう）が帰宅すると、縁側で日向ぼっこをしている『姉』がいた―― 　彼女の名は『ニヨ』……【侵略者（インべぇだぁ）】である。 　――彼女が企んだ【良ちゃん…