「寓話 童話」を含む小説

むかしむかしのことなのかもわからないけれど、首のない鶏が、家の縁側に吊るされておりました。鶏は既に死んでいましたが、何故か意識は残っていたのです。暗闇の中を、かつて見たトンビのよ…

貧乏で絵を描くことが好きな少年だった“彼”が、いつか出会った、女神さまになった“彼女”の話

「ファウストのように、禁忌な延命が出来るとしたら」 電子の黒船が、死の近い国々を延命へ誘う。否定するのは白き方舟 終わり方は、黒、白、灰の三分岐 500文字でさくさく切っている…

　昔、ある国のある町に一人のピエロがいました。

半人前の天使と悪魔は、地上でもまれて一人前となる。 神様と地獄の大王の目論見により、二人は混沌の子らの社会へと降り立つ、あるいは這い上がる… 寓話的ファンタジー。

アルモニカは何の変哲もない村の娘だった。 ただ歌が特別下手なことを除いては。

3匹の子豚は万引きしようと思いました。 近所には狼村というコンビニがありました。 ※この小説は、犯罪行為及びそれに準する行為を推奨するものではありません。

賢い兄と、優しい弟。 仲の良い兄弟は、ごくありふれた魔族の支配する国に住んでいました。 ある時兄弟は、支配されていた人間たちを率い、見事に魔族の王様を国から追い出す事に成功し…

　小さな男の子、レテクル・スプリングはとあるものを探していた。あるとき、同じく探し物をしているという大鴉、ワタと出会う。 　少し不思議でどことなく幻想的な、二人の小さな旅路が始…

娘が男を救う寓話

優しいくまさんに出会い、いろんな動物たちが一緒に住む村にやって来たうさぎさん。みんなと仲良く暮らしていましたが、ある年、辺り一帯が食糧不足に見舞われました。うさぎさんの村の住人た…

北欧とアジア、時代も異なるかけ離れた境遇の少女ふたりが出会う。地球儀が見せる奇跡と、絵本寓話と現実が交差する不思議な世界と家族愛の短編物語。 　現代の幸せは、何を土台に存在できて…

巷にはびこる物語には、それぞれに源流を抱え、未来へと渡っていく。 童話や寓話をテーマに、ホラーへと溶け込ませた短編の予定です

昔ブログで書いたものを投稿テスト的に。

ある日ポポのお母さんの頭に小さな綿毛が飛んできました。 綿毛は芽を出してどんどん育ちます。 …母と子のための創作童話です。