読んだ後に気持ちが柔らかくなるのを感じました。この長さでこれだけのものを詰め込んでいるのに、窮屈に感じない。知らぬ間に読み終わっていて、その頃にはあったかくなっている、そんなお話でした。
とてもやわらかく優しい印象を受けるおとぎ話でした!思いを打ち明けることのできた彼らの表情も言葉もとても素敵で、ほんわかした気持ちになりました。
童話って、どんな感じで書けば良いのかな?ーーと物色していたら、良い作品に巡り会えました。本屋の童話コーナーを彷徨くのは躊躇われたので、助かりました。未だ童話を書いた経験は有りませんが、個人的には、最もハードルが高いジャンルは童話だろうと思います。限られた文字数で幼児向けの教訓めいたメッセージを放たせるのは難儀だと思います。やっぱり3〜5千字ですね。これを参考に、その内、いつか死ぬまでにトライしてみたいと思います。短編にはMAX2つが信条なんですが、レクチャー代を含めて星3つを付けました。