いつまでも、いつまでも、いくつになっても子供を見守る母親という偉大な愛。
“親”という字は“木の上に立って見る”と書きます。
ただ見守る愛
ただそこにいる愛
自分が大きく成長し、現実の親を見下ろすほどになったとしても、母親の愛は年を経るごとに大きく感じるばかり。
主人公ポポはいつまでも偉大な愛を心に宿し、それがまた、ポポが親になった時に小さな親の種になるのだと思います。
そうやって、親から子へ、愛は歴史となり、連面と紡がれていく。
現実の愛を視感し、心で感じる。
短編ながらも大きな愛の物語に感じました。