「凍る」を含む小説

屋敷を訪れた人々が直面した、想像を絶する恐怖の数々とは。家で読みたくないホラーミステリ。 2020年に「影踏亭の怪談」で第17回ミステリーズ！新人賞を受賞してデビューした大島清…

「じゃあ、怖い話でもする？」 　それは、ほんの何気ない一言から始まった。 　勇者がいない夜、その仲間の美少女たちの口から語られる恐怖の体験談は想像を絶する恐ろしいものだった。 　…

　人とは違う、特殊な能力を持つバケモノ。鷹取練磨は、そんな人間の姿をした彼女らに囲まれながら、バケモノ屋敷と呼ばれる一軒家で暮らしていた。 「これって同棲だよね」 「それより納…

それはすごく寒い魔法 吐く息も凍るほどの―― ５分で読めるショートショート 隙間時間にどうぞ

実際にあったとされる怖い話

夏原相馬は友人との付き合いでとある廃校にやってきた。目的はもちろん肝試しだ。噂によると、今年廃校になったばかりのこの校舎で様々な怪奇現象が目撃されているのだという。全くやる気のな…

電気を消したアパートの一室。僕たちは、机を囲んで怪談話をしていた。とはいえ、机の上で揺らめいているのは蝋燭の炎ではなく懐中電灯で、季節も夏ではなく、物理的に背筋が凍る冬だった––…

二人は嫌いになって別れたわけじゃなかった。 すきなのに、すきだったのに、お互いに素直になれないまま、終わってしまった恋。

今年も8月のお盆の時期が迫って来ました。 お盆はなくなった人たち、亡くなった動物たちも帰ってくる日です。 そんな夏に心霊100物語を連載して行きますので宜しくお願いします。

昼間嫌な事があった。 中学の同級生に会った。 そいつは私にした事なんて、これっぽっちも覚えていなかった。

冷戦終結から27年、世界は再び第三次大戦の危機に瀕していた。そんな中、CIAの特殊部隊であるSAD-SOG第13班にある命令が下る。それはロシアの辺境で作戦中に消息不明となった、…

日々に追われ余裕のない母。それでも理想の親であろうと彼女は向き合い続ける。

私が体験した、あるいは体験している心霊体験・怖かった出来事を書いていきます。 まだまだ暑い夏は続くと思いますが、少しでも背筋が凍る思いに出来たら幸いです。

息も凍る12月のある日、悠矢はクラスメイトによって体育倉庫に閉じ込められてしまう。両親の失踪や度重なる暴力行為を受け、悠矢は生きる気力を失くしていた。意識が朦朧とする中、悠矢を救…

　まさに「悪夢」以外の言葉が見当たらないほど、激甚な恐怖が私を襲った事故で、思いだすだけでも、血も凍るような絶叫が耳朶≪じだ≫を震わせ、心臓が飛びだすような衝撃でガタ、ガタ、ガタ…

人類は、幾多の苦難を乗り越えて、ついに22世紀を迎えた。 しかし未だに人類は、太陽系の外へは出てないし、 テレポート実験は失敗するし、 卑弥呼の墓を見つけてない。地球外生命体は見…

何も考えずに読むと、何の変哲もない短いお話ばかり。 ですが、よくよく考えると……。 笑った！　びっくり！　ぞくり！　なるほどそういうことか！ 時に優しさを、時に笑いを、時に背筋…

管轄地域で頻発する奇妙な窃盗事件......。被害者は「自分を盗まれた」と口々に訴える。 いったいこの地域では何が起きてるのか？　背筋凍るホラー短編。