「侵入」を含む小説

ある日、僕の部屋に現れた謎の侵入者。 銃を片手に話し合いを要求するその男は、なんと僕が書こうとしている小説の主人公だった。

とある事情により体を失うことになってしまった十六歳の男子高校生の御神楽遥（みかぐらはるか）は、何もない真っ白な空間で神様と名乗る人物と出会う。しかもこの神様、なんと自分の母親の父…

【カクヨムコン10参加】 （大藪春彦新人賞 一次通過作品を短編化したものです） セキュリティエンジニアだった三嶋玲司は、ハッキングの知識と父譲りの探偵スキルを使い、あるＩＴ企業に…

【※以下、1200文字程度のあらすじです。全編ネタバレになっているのでご注意ください※】 ドラゴンたちの暮らす自然の要塞、『竜の国』へ渡ったとされるドラゴンライダーの父親を追い…

九十九神に反物質的な作用が発見された。 それを用いて科学的に発展した世紀末の日本では、まだなお律令制が続いていた。 関東平野に遷都された帝都にて、人の姿をした九十九神が夜を騒が…

　時空の不安定化により、ほかの次元から怪人・怪獣が侵入してきてしまう”次元災害”が発生するようになった世界。 　次元の裂け目から流入するエネルギーの影響で特殊な能力を発現し、”…

高根邦弘は、社会人になって一人暮らしを始める。しかし、夜８時になると不思議な電話がかかってくるようになる。困った邦弘は会社の同期の林に相談する。

サンタさんが、ヤケ酒を飲んでいると、いつの間にか自宅に侵入者がいて…。心温まるクリスマスファンタジー。

SFショートショート。 火星植民地の保安官である私は、違法不動産業者トム・ゴンドーを追い詰めていた。 だがゴンドーは巧みに法の網の目を掻い潜り、私を嘲笑って堂々とその場を立ち去ろ…

高校二年生の『ぼく』は、許可なく廃墟に侵入し違法な撮影を繰り返していた。 とある廃校に忍び込んだ時、『ぼく』はそれを見つけた。 女子高生の死体だった。 初めこそ動揺した『ぼく』だ…

廃墟に侵入した男女が託されるモノとは…？

　人は死を覚悟した時に、いったい、何をするのか。 加藤百合は、高校生の友達、田中、佐藤、井上と共に、遊び半分で、怪異が住んでいると言われているアパートに無断で侵入した。しかし、噂…

上位神ベネディアの抜け殻は強力な結界となる。人間はその中で暮らすことで今日まで生き永らえてきた。そんな殻《くに》の一つ、テルノミスは、100年以上敵性存在の侵入を許していない平和…

ラフティは陽気な盗賊少年。ある日、いつも通り城下町で盗みを働いていた彼は、兵士達に追われる最中に滝壺へと落ち、意識を失ってしまう。夢の中で現れた妖精は彼に「魔王から世界を救ってほ…

「私、何がしたいのかな……？」 進路希望調査票の名前記入欄に、自身の名前を記した後、その用紙を横目に頬ずえをつきながら、窓の外の向こうにそびえ立つ三大名山を眺める彼女は、本作…

深夜、寝ていた雅晴は扉が開いた音で目が覚めてしまう。目覚めた雅晴の前には姉の咲織がいた。咲織はスマホの画面を雅晴に見せつける。そこには雅晴がクラスメートの女子と仲良く外出している…

はるか未来において、人類は「過去」を管理するネットワークを開発していた。 世界はやがて滅びる。 その運命に抗うためには、“過去を変える”必要があった。 しかし、それには問…

――傷付けることでしか、この感情を表現できない。 そんな、不器用で歪んだ関係の数々。 幾人もの語り手が、緩く交差しながら、それぞれの物語を紡ぐ。 猫と鴉の母娘は楽しく生きる…

人間社会に侵入してきた新生物をめぐる物語。