「世界の不思議 短編」を含む小説

　地球に異星人がやってきて早二十年。この星は俺たちだけの物ではなくなってしまった。 　理由は移民だった。地下資源採掘のために、そこらじゅうの未開惑星からさまざまな異星人をかき集め…

お盆休みの今日、浴衣を着て、玄関の扉を開く。それは彼に会うために。 どうか来年も、ずっとこの先も、会いたかった。

　主人公は新幹線に乗りながら、タイムラインに浮かぶ現代の様々な闇を見つめていた。 　スマホの画面に夢中になったまま、慌てて降車駅に着くと、そのホームはいつも見ている駅とは違ってい…

高2になる時、都会に出てみたいと思い、両親の反対を押しきってで中国地方から東京に引っ越してきた伊吹。 けれど、東京の高校生活は最悪になってしまった。 今更戻る訳にもいかない。彼は…

人からもらったお題を〈ものがたり〉のどこかに使って即興的に書き上げた、1話完結の超短編創作集。 「お題は頂戴しても、お代は頂戴しない」方針でプレゼントし続けて早15年。1000編…

過去は思い出の中にしか存在しない、とふみは言った—— 親友を亡くした「私」が葬儀の日に体験した不思議な出来事を描いた短編小説。

「すごい！　すごい！　能力者だ！」 長谷野圭司が何気なく映画制作部の掃除用具ロッカーを開くと、そこは異世界に繋がっていた。 早速部員に大威張りで自慢する圭司。すると部長のテンショ…

【カクヨム甲子園《テーマ別》短編作品『扉の向こうは不思議な世界』部門】 街の片隅にある風変わりなペットショップ『AQUA LinQs』 夜10時から開店するそのお店はちょっと変…

絵を描く君と幼馴染のわたしの話。 ©️三ツ沢ひらく 2020〜 All Rights Reserved

人からもらったお題を〈ものがたり〉のどこかに使って即興的に書き上げた、1話完結の超短編創作集。 「お題は頂戴しても、お代は頂戴しない」方針でプレゼントし続けて早15年。1000編…

【短編】駅前にある小さな花屋「シシリー」。 今日も人を笑顔にするその店には、店長しか知らない秘密があった。 ※短編「フローリスト」の世界を舞台にした、サイドストーリー第２弾。カ…

短い時間で気軽に読める各話完結の怪談集です。 異世界ファンタジーの世界観で、あれっ？と思うような話や、ぞっとするような話を独立した短編にしています。 続きものではないので、どの話…

どう感じるかは、読者の方にお任せ致します。

失われた世界の孤独な幸福。 作名ほど派手な作品ではありません。 気軽にお読みになってください。

ある島に住むナウムは、戦争から帰って来て警察官になった。それから島に住む人々が、次から次へといなくなっていく……

詩のような文章の小説。文体の美しさ、それを意識しました。春夏秋冬……彼は不思議な世界へ迷い込んでしまいました。そしてもう一度【君に会いに行く】んです。

クリスマスイブの夜。カップルが、たまたま見つけて入った料理店。 そこは奇妙な注文が繰り返される「注文の多い料理店」だった。 お互いにイライラして喧嘩をしながら、お店が出す”注文”…

各話、独立したお話になっています。 そうして余計なお世話かもしれませんが、筆者がボソボソ前説をしております。 登場人物は、与平さん。商社マンのあなた。ボウボウ鳥とオロオロ鳥。犬…

・最後の『５分前』 B氏はR博士の研究室を訪れた。それが最後の5分になるとも知らずに。