「これが私」を含む小説

これは、私が見た死神の国の見聞録にございます。 椎名林檎の『迷彩』のような話。

多分、もう会えないであろうあの世界の仲間たちへ 私は大人になってしまったが、君たちのことは未だにただの夢とは思えないでいる。 夏が来る度に君たちのことを思い出す。 今も元気にして…

怪獣。それは、人知を超えた力を持つ巨大不明生物。 そんな怪獣の一体、ジンガイはある戦いで命を落とす。 しかし、次に目覚めた場所にはちょっと危ない『怪獣を愛している』女神がいた…

「ポッキーゲーム、しようか」 そう言った彼女はいつもどおりで、私もいつもどおりで。 これが私達の距離感なんだなって、なんとなく納得する。 きっと十年後も、私達は私達のまま。

蝉が鳴り響く季節。 ジワジワと来る暑さに、私の心も熱く、蝉の声のように煩く鳴っていた。 これは、私だけの恋。これは、私だけが知っている秘かな恋心。

　東部戦線帰りの英雄、凄腕の傭兵、武地京哉（たけちきょうや）は旅客機をハイジャックした。 　しかし、そのもくろみは失敗に終り旅客機は墜落してしまう。 　からくも一命を取り留めた彼…

これは、私から先生への気持ちをしたためた手紙です。突然のことで驚いているかもしれません。でもどうか、読んでください。

人は裏切るものだと理解していながら、裏切られれば傷がつく。 人には寛容な振りをしながらも、その実、何一つ許せない。 救われない者がいる事を知りながら、救う事を諦める事が出来ない。…

これは私の友人が体験した、あるはずのない平成31年を忠実に再現した物語である。 （この物語はフィクションです）

アナタにはどんな不思議体験が有りますか? これは私が高校時代に体験した、チョット奇妙で怖いお話。

　「私」はこの日、母校を訪れていた。体育館で行われている卒業式の声を遠くに聞きながら、三年ぶりの校舎を見上げ、かつてここに置いてきた忘れ物を思い返す。 　そんな「私」にかけられた…

私の手は気さくな狐、少女の絆創膏は花柄、これは私の優しい一コマ。

※本作は4月1日〜4月6日まで、00:02に毎日更新されます。 　1962年のキューバ危機に端を発する、全面核戦争が起きてしまった世界。その動乱に巻き込まれた日本は放射能に汚染…

これは私がカクヨムについての普段の疑問をただ思うままに書き尽くすだけのエッセイです。 心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく書きつくればあやしうこそものぐるほしけれ、ってやつです…

この世には、善と悪がある。 人は善を愛し、悪を憎んだ。 勇者は善を、魔王は悪を司った。 だから、これは私の世界への反逆だ。 愛と平和なんてくそったれだと。 世界を支配…

気が付くと少女はやや青みがかった暗闇の中に横たわっていた。 意識はぼんやりと曖昧で、自分がどのような人間だったのかも思い出せない。 暗闇の中を歩き、少女は｢君の願いを叶える為に私…

※この小説は百合小説(女性同士の恋愛を書いた小説)ですが、同性愛を好まない方でも読めるように工夫しております。なので、同性愛に興味が無い方でも読んで頂けたら幸いです。 これは、…

この世界は幾つかに分かれている。今、我々が住んでいる『ナトリア』。『能力』を駆使し戦う『フロン』、『バロン』、そして…… 『フロン』と『バロン』に住む人々は生まれつき魂に備わる『…

可愛い子にはごはんを食べさせたい。幸せな気分になってほしい。可愛いねえ……可愛い……。ほら、まだまだあるよ。お食べ……。 ただただ可愛い子がごはんを食べるだけです。 デイリーご…

ポストに投函されていた宛名のない真っ白な封筒 紙にペンで書かれた一言 【ループ&ループ】 そして、純白の花びらが一枚……