60秒間のショートラブコメ専門店
ちーよー
第1話 なんでだよ
バスで席が空いてるのは、いつも見掛ける憧れのセンパイの隣だけ。いつもは黙って見てるだけだったけど、これはついに近付けるチャンスかも! 勇気持って頑張れ私!
「隣、良いですか?」
「あっ。じゃあ、俺、立つんでお爺ちゃん。ここ、座って下さい」
私の後ろにいたのお爺ちゃんだったのか~
私はお爺ちゃんと並んで、バスに揺られました。
相対的に先輩の私に対するイメージも下がったよね。てへ。
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