第2話 きのせい

え? 嘘でしょ。海斗が私に告白なんて、でもここは、学校一有名な告白スポット、オオケヤキの下じゃん。これ、絶対来るでしょ。

海斗も恥ずかしそうにしてるし、海斗、言って良いんだよ! 私も同じ気持ちだから……


海斗は男っぽく、オオケヤキに壁ドンッ。

あら、やだ意外とワイルド。顔ちけー


ポトッ ポトッ


ギャーーーヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァーー

ドンッッ


上から毛虫が落ちて来ました。大口開けて叫びながら、海斗を押し倒し逃げた私は、さぞブサイクだっただろーな



あっ。 海斗からLINE来てる。


毛虫に驚くお前もすっげー可愛い。




それ、きのせい!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る