「聞こえない」を含む小説

テレビから聞こえてきた星座占いによると、空からダイヤモンドが降ってくるらしい。 いったいどんな天気だろうと気にしつつも、俺は日常を送る。 　　　　　 クロノヒョウさんのお題で書か…

智治はある日、他人の携帯電話を盗んだ。その携帯電話から、救いを求める声が聞こえてくる。

耳の中にできたイボから、いらっしゃいませ、と聞こえてくる。

今日私は、彼氏と別れた。 既に付き合って二年も経っていたが、ここ最近は互いの都合が合わず会えずにいた。 だが、久々に彼氏との外食で突然別れを切り出される。 理由は好きな子が出来た…

　世界の調停者たる竜王が、勇者により突如討たれた。 　これを皮切りに、勇者と呼ばれる化け物を作り出した人族は、他種族を次々と侵略していく。 　その戦火に巻き込まれ、幸せな日常…

もうひとつ奇妙なのは、この若い男の額に、CAINと焼き鏝で刻印が押されていたことだった。 殺人の噂を聞いて、脇坂の両親が届け出たので若い男の身元が割れた。 家人には友達と会うと言…

バレンタインデー前の雪の夜、同棲していた彼女の日奈（ひな）が、金髪のチャラい感じの男とコンビニ近くでキスしているのを見てしまったことで、振られた俺は、春、公園のベンチに座り、ビー…

新聞部の活動として、生徒たち噂している心霊スポットに取材をすることになった部長と桐生。 施設内の探索を続ける二人に、どこからともなく声が聞こえてきて……。

『ナイトルーティン』ってなんやねん、と思っていた彼。 そんな彼にも最近ナイトルーティンができたが、 それがまさかの隣の部屋から聞こえてくる歌声を聞くことで……？ これは彼のナイ…

　年端もいかぬ童が暗い森で迷い、微かに差し込む太陽の光を頼りに歩くと、神々しいまでに清い湖に辿り着いた。 　湖に近づく童に、バシャバシャと水が跳ねる音が聞こえる。 「何だろ？…

虫に驚き、叫び声を上げた男。すると抗議する言葉が聞こえ……。

幼い頃から密かにお笑い芸人に憧れていた稲荷冬馬は、大阪で人気芸人だと思っていた叔母の稲荷沢子が芸人を辞め自堕落な生活を送っていることにショックを受けて以来、自分の気持ちを押し殺し…

克幸はドライブで山の中を走っていると、遊園地の跡を見つける。

中学生の椿 誉は、自習室にいる美人のお姉さんに恋をしていた。ひょんなことから帰り道を共にした2人は、そこでお隣さん同士てあることを知る。チャンスを掴んだ、と喜ぶ誉だったが、ある…

人物紹介 ・桜　紫音　（さくら　しおん） 　主人公。古典が苦手な女子高生。 ・藤原　公任　(ふじわらの　きんとう) 　四条大納言と呼ばれ、道長時代の「四納言」の一人。 本文で言…

　派遣社員として会社に勤めるＯＬの安倍美月。　彼女は生まれながらに霊感がとても強く、その力は血縁によるもので、安倍晴明を祖先に持つ。　霊感が強いと言えば聞こえはいいが、彼女が幼い…

1、協調性がゼロだと毎回適正検査に煽られます。 2、なぜか家族もその結果に対して「だろうね笑笑」と言ってきます。 3、人に合わせて何かをするのがとてつもなく苦手です。 4、朝は全…

　主人公であるラウル・セレスティーンは、勇者の能力を超えることができるスキル『阿吽の呼吸』を持っていた。このスキルは、同じスキルを持っている人間との距離によって本人の身体能力、魔…

望月克己はごくごく普通の社会人。 今日も彼は自分で作った朝食に舌鼓を打つ。 そんな彼の住む部屋のお隣からは、毎日何かの鳴き声が聞こえてきて・・・？ どこにでもあるありふれた日常の…

「夢を見るんだ、声だけしか聞こえないし誰の声かもわからない。でも、なんだか凄く大切な事な気がするんだ。」 魔法が「当たり前」になった世界。 固有魔法を持たない「無能者」の少年…