「ショートショート 不思議」を含む小説

オレンジ色の大きなカボチャのあたま、さんかくの目、ギザギザの口。 黒いとんがりボウシに、黒いマント。

千草は十数年間帰ってこなかった故郷へと、その日、向かっていた。久しぶりに帰ってきた故郷は当時と全く変わっておらず、ただただ自然に溢れていた。そんな中、汗だくになりながらようやく村…

ふと気付くと私は森のなかに立っていた。どうやら私は泣いているようだ。 死にたいアリスは死ぬことができるのか──！？

『災害のあった街』に引っ越してきたアユミ。 そこで図書館に通う不思議な少年と出会う。

人と人外の様々な関わりを描いた一話完結の短編・ショートショート群です。 「化け物と人間」：SF（すこしふしぎ）。学者と家政婦、化け物と人間の主従の話。 「オオカミと赤ずきん」：…

１、この作品は１４０文字以内で完結します。 ２、この作品には必ず不思議な少女たちが登場します。 ３、時に可愛らしく、時にユーモラスで、時に恐ろしい彼女たちに恋してください。

満月の夜ごと、僕は君に会う。

人が死に絶え、退廃した未来。量子ネコのムームーは、宙に浮く情報を食べて生きていた。

テレビのニュースを観てある事件に憧れた拓朗少年は、衝動的にある「犯罪」を決行する。 少年はたしかに、いや本当に、「犯罪」を決行したつもりだったのだが…。

ショートショート。 付帯的な長寿の話。

わたしね、アイドルやってたんだ。 えへへ。人気もね、そこそこあったと思うんだよね。 こ、こら、笑わないで！ あるゲームのね、二次元のキャラクターとして、アイドルがんばってたの。 …

「卵から生まれてくるけど、生き物じゃない。逆立ちしたら、シワだらけ。赤い顔して、夏のお山に立っている」祖父が遺した不思議ななぞなぞ。答えを求めて高尾山に登った主人公が見つけたもの…

三つの単語をランダムに選んで創る物語。 日常であって、どこか非日常感漂う物を目指しています。

涙(るい)くんは泣いている人がいるところにしかいられない。 喜子(きこ)は喜んでいる人がいるところにしかいられない。 ２人が出会える、限られた場所・・・そこは・・・。

戦争が終わった後の少し不思議なお話です。 ミサイルの「僕」が白い女の子の素敵な言葉を世界中に届けます。

学校に伝わる「こくりさん」という儀式。 今年の「こくりさん」に選ばれた僕は、桜の樹の下で少女と出会った。 以前、電撃リトルリーグ「スプリング・ガール」のエントリー作品として、電…

怪しげな男に誘われて「骨の博物館」へ。色々な骨に興味を惹かれるうちに…… 一話完結の短編です。ジャンルは「現代ドラマ」や「SF」もなんか違う気がして、一応「ホラー」にしましたが…

一話完結の短編です。 昔、谷山浩子さんのFM番組「ミスティナイト」で採用されたものを改稿しました。

さまざまな悩みや思いを持った人が辿り着くと言われる「怪談レストラン」 かぎ鼻の魔女が仕入れた材料で骸骨がからからと乾いた音を立てながら料理を作り、出来上がった料理を幽霊のウェイ…

　おばあちゃんと二人で暮らす少女アルカナ。彼女には、どんなものでも捜して見つけ出す不思議な力があった。その力を頼りに様々な町人たちが彼女を訪ねる。 　この物語は、アルカナを取り巻…