「図書館？」を含む小説

ごく普通の少年、将太は学校帰りに図書館に行こうと歩いていた。 すると突然、「ちょっと、そこ、踏まないで！」という声が聞こえる。 何かと思ってみてみれば、女の子がうずくまって虫眼鏡…

#三日月図書館　参加作品 2月お題：笑顔

『序』のみ公開中です。 『登場人物』および本編は、改めて公開させていただきます。 《参考資料》 ・国立国会図書館 　『明月記　第三』明治四十五年　国書刊行会 　『安部晴明簠…

魔法の存在する世界でほとんど魔法を使えない無能の劣等生と常に馬鹿にされていた少年はある日図書館で一人の女性に出会う。女性と出会った少年は過去に自身の身に何が起きていたのかを知らさ…

図書館に彼は生まれた。図書館で彼は生きた。言葉のみと触れあう、ひとりだけの世界。生涯でだれとも出会わなかった。

2005年に山田市と嘉穂郡3町合併で成立した嘉麻市には、国鉄時代に上山田線と漆生線が走っていた。惜しくも民営化前後にバスへ転換された両路線であるが、もし第三セクター鉄道として残っ…

図書国家に住む少年と本にまつわる事件に巻き込まれる日常と非日常。 時には人の命よりも優先され、本によって生き、本によって死んでいく人達による物語です。

pixivの百合文芸３落選作です。反省点を分析したいので感想やアドバイスなどぜひお願いいたします。 あらすじ： 「私」は、就活に失敗してから東北の田舎に引きこもり、街の図書館…

「あの子、あれだけの団子をいったいどこに持って行ったのか……気になるわあ」 サービスエリアにある団子屋のカウンターの中で、店主の女性は先ほど団子を買った客が気になっていた。 …

気ままに、短編を書き連ねていきます。 1作目は、海神信仰のある町のお話。 2作目は、ある男の母親とのお話。 3作目は、図書館の不思議な本のお話。 4作目は、子供のヘンテコな噂の…

夏――。 酷暑の度合いも増しているってのに、家で預かった甥っ子の智也が、懲りもせずに曾祖父さんの日記を引っ張り出した。気まぐれを起こして、良い兄貴といてそのレシピの再現を手伝って…

学校に居場所のない少年、西野こうや。 そんな彼は毎日、胸を高鳴らせて図書館に通っていた。 目的は本ではなく、女の子―― 図書館の少女に、彼は恋をしてしまったのだ。 えんじ色の…

ある日すべての人間がガスとなった世界。 生身では得られない浮遊感を楽しんでいる主人公だったが。 もう少しでこの街に台風がやってくるって！？ ↓前回の投稿↓ 『魔王が食事中に…

旧題「読書の魔女のスローライフ！」 三度の飯より読書が大好き。そんなごく普通のOL水宮春は不慮の事故で亡くなった。 そんなとき「願いを叶えるオプション付き」で転生できると知った彼…

「私」は休み時間、いつも一人で寝ているような女子高校生。唯一の楽しみは学校の図書館で司書のさっちゃんと話をすること。 2017年の春に初めて書いた作品。あまり手直しをせずに出し…

記憶を失った挙げ句、謎の空間に飛ばされてしまった八城 そこで出会った少女、アリスとともに、この本棚しかない「ライブラリ」を見て回る

（あらすじ） リヴレ王国王立図書館で、図書館司書として勤務するメル・アボット。友達であり同僚であるシャーロットと、その正体は図書迷宮を構成する魔力である黒猫のヴェスターと共に、穏…

　ひとりでもできるもん、ちぢめて「独り者《ソロモン》」 　この星のこどくなこどくな生き物――教室の片隅に、公園の木陰に、図書館の暗がりに……世界中のいたるところでその姿を見ること…

僕の高校生活最後の夏休みは、受験勉強だけで終わるはずだった。 しかし、夏休みは再び訪れた。 受験勉強を続けようと図書館で教材を開こうとした僕の手を、見知らぬ美少女が止める。 「私…

その鳥は、とある一族の子どもたちを大人になるまで見守ってくれる守り神だという。二十一回目、最後のお祝いに来たけれど本人は不在で…？