「と私 短編」を含む小説

人類の命運を懸けた宇宙人との戦いから逃げ出した勇者と呼ばれた一人の男が星空の下、砂浜に腰を下ろして物思いに耽る。 果たして男は真に勇者たりうる者になれるのか――

野林緑里様の「ナニカコ♥️」という企画からタイトルやアイデアをお借りした、2000文字前後の1話完結短編集です。 （作品URL：https://kakuyomu.jp/works…

　登校途中のバス停、私は小さな生物に声をかけられる。 　友人を探しているらしい彼に手を貸すと——。 　約5700字の短編小説。

私とちーちゃんは、生きている時間が違う。 同じ世界、同じ空間で息をしているにも関わらず、時間の流れ方が根本から違くって。 私や皆は、誰もがゆっくり。でもちーちゃんは、一人だけ駆け…

あらすじ 　魔王は強大な力をもって、世界を恐怖で支配していた。誰もその姿を見た者はいない。世界中どこでも遠隔攻撃できるためだ。 　村に住んでいた少年アルクは、ずば抜けた力を持って…

刹那にであったあなたへ。 私はあなたに恋をした　人ではないあなたへ。 異形に恋をした男の昔語り。

　破天荒なお姫様と、苦労人タイプの少年剣士のコンビが、ちょっとした野草採取のつもりでなぜかドラゴン退治に赴く羽目になるお話。 【お題】厨二病 【ジャンル】異世界ファンタジー（王…

古来より受け継がれてきた貴族とその家に仕える従者の家系。 しかし次期当主に面通しした際に現れたのは生意気な令嬢で… メイドとして仕える筈だった自慢の娘が執事になった日 彼女達は…

この街では一年に数度「死者」が降る。それを窓辺で眺めつづける曾祖母が「私」にかたった、幼き日の彼女と親友の物語。企画「死体が降ってきたところから始まる短編」に寄せた作品。

私の部屋にはサメがいる。 海で泳ぐ軟骨魚をサメとするなら、この十畳一間に浮かぶ化け物はそうではない。 だが、獰猛で無骨なその見てくれは、サメと呼ぶほかなかった。

僕は僕であって、私は私なだけ。

「お題で短編書きませんか？『私の骨で着飾って』」によせて書きました。変な話になりました。

基本主人公は人間の私自身であることが多いと思います。いつも最後は詰みと思ったところで起きるので、夢だったんだとそっと胸を撫で下ろしていますのでご安心を。

孤高のバンドＷと私について。

「私はあなたのおかげで救われました」 一言だけの電話を聞いて急いで部屋に帰ると、彼女はあの頃と変わらぬ表情でそこにいた ことばあそびシリーズ（本作より命名）第三作

※この物語は私が作った曲「ちへいせん」を元に執筆しました。 地平線の向こう側、その先は何があるのか分からない。 見えていたようで見えてない、いつもの町にも。住んでる家にも。 …

かかし視点の物語。いつも見かける男の子に迫りくる危機。一歩も動けないかかしはどうやって助けるのか。読んだ後、じんわり心暖まるストーリー。

自主企画「旧約聖書みたいな文体の物語あつまれ！」のsampleです。 野いちご作品番号1526256 【紫・超短編】最後のキリスト教徒（スト漫のシナリオ）と 野いちご作品番号1…

部活帰りの3月下旬、春一番に私の髪はなびいた。そこに一緒にいたのは憧れの先輩だった。