「夫婦 妻」を含む小説

十三歳の誕生日、赤奏国の皇帝に後宮入りを願い出た莉杏。ところが謁見の間にいたのは、《正規の手段》で帝位を簒奪し、新たな皇帝となった暁月だった！　莉杏は「ちょうどいい」と皇后にされ…

静かな家にハサミの音が鳴り響く。 それは妻が発するものだった。

ゴミを捨てられない夫と、そんな夫に捨てられた妻のちょっとした小話。

『暁ロマンス』と同じく琥珀図書館の色題漆黒に書いた例の新婚夫婦の夫さん視点の詩です。 二人称は今回筆者の気分で変わっておりますが、ほんとうはこの夫さんには妻さんを「きみ」と…

記念日をお祝いするのが好きな妻。 毎日毎日お祝いするのはいいけれど、さすがに毎日は……。 そこで夫は部下と一緒に対策を考える！ ↓前回の投稿↓ 『ドキッ！クローンだらけの学…

争いにより地上が毒の沼に覆われ、肺を腐らせる霧が立ち込める世界。 人間は環境に適応するため片方の性別を失いながらも、沼から芽吹いた巨大な蓮の葉の上へと移住し、命を繋いでいた。 そ…

職業は会社員。 妻と2人の娘と4人暮らし。 なんとなく生きてる30代の日々。

単身赴任10年目の５６歳、淋しさ紛らわせに出会い系サイトで薫と知り合った正俊。一回り歳下の薫は、バツ1で2度目の結婚をするも、夫の執拗な束縛に悩んでいた。軽い気持ちで始まったふた…

現代小説ばかり集めた短編集です。 4,000～8,000文字くらいの読み切り現代小説、自選アンソロジー。 　第一話　野兎 大陸満州の大地を逃げる、女二人と子どもが二人、そして…

「左手だけじゃ泡立たない石鹸も右手と共にこするとぷくぷくと泡立つでしよ」 右手と左手は助け合う。そう言ってた妻はもういない。 右手と左手は僕と君のようだった。腕を失った人の幻肢痛…

俺の前に現れた、亡き妻の幽霊。 彼女は……嘘つきだった。最後くらい、本当の気持ちを聞かせてほしい。

　戦争が絶えないこの国、名はルオカ。ルオカ軍に所属していた主人公ナタイには一人の妻がいた。 　出兵や訓練などで家を開ける毎日。とうとう妻ユザは、この生活に我慢しきれずに久々に帰っ…

【あらすじ】※黎明からが本編 　とある国の王女様であるプシュケは、美の女神アフロディーテをも凌ぐ美貌の持ち主。国民からは女神として崇められているが、彼女を愛する者はゼノンを除いて…

妻が突然、交通事故で亡くなった。同乗していたのは彼女の前の男だった。 めちゃくちゃ短いです。

託宣によって定められた二つの部族の婚礼。年若い夫の少女エレニアと、年上の妻である青年アゼル。幼いながらも夫として奮闘するエレニアと、掟により寝室でしか覆面を取れないアゼルとのほの…

俺が、どんな趣味で本を選んでいても、ＯＫ！　ギャグと愛の物語だよ！ 読む読む。書く書く。擬人化したのは、身近なものです。 ◆登場人物 佐助（さすけ）：夫。本を読むのが大好き。…

「Bone of Eve」では、妻が死んでしまって夫が生き残る話でしたが、 「Blood of Adam」では、逆に夫が死んで妻が生きていれば、 どうなるだろう？　という視点で書…

1歳2ヶ月でこの世を去った、翔太。悲しみに暮れ、妻は息子と瓜二つのロボットの製作を依頼した。再び、息子との毎日が始まる。 ※小説家になろう（ https://ncode.syos…

地味な事務屋の主人公『僕』は大切に持ち歩いている財布があった。 落ち着いた色合いと艶のある長財布。 革職人に頼み込んで誂えてもらった品物だった。 亡き妻の思い出が詰まった形見の財…

互いに想いを寄せ合いながらも 離ればなれになった10年の時を経て再会し、 別れと涙を乗り越え結ばれた 幼なじみの悠（ユウ）と怜奈（レナ）。 恋人同士の二人の仲を脅かす 世間を騒…