「ホラー（短編）」を含む小説

【「ウィンリッシャル様っていうのはね、清く正しく生きるための道しるべを教えてくださる女神様のお名前なの。ウィン様は私達誰もが生まれもってしまった穢れを極力浄化して、等しく与えられ…

唯一の理解者である幼馴染みから、ある日めがねを勧められた。しかし俺にはそのめがねをつけられない理由があった。 泣いて走り去る幼馴染み。そしてそれが街全体を巻き込んだ大事件の幕開け…

古里高陽（ふるざとこうよう）は大学二年生。 アンティークショップ“杏野屋”でバイトをしているが、店主の杏野スズが引き取ってくるのは変な骨董品や変わった相談ばかりで、今日もまた祖父…

【けれど、祖母の首の上だけは、いつだって必ず直線で切り取られていた。私や父の上は身体のラインに沿って器用に避けられていて、つまりそれはパズルと名をつけたただの殺意だったように思う…

幼稚園に迎えに行った帰り道。４歳の息子が立ち止まった。 誰もいないはずの山を指さして「くろいメガネのおじちゃんがいる」と言う——。 KAC20248 お題『めがね』

【KAC20248】かつて眼鏡が怖かった「私」の話。

一人の夜はさみしい。僕が夜勤の仕事に就いたのはそんな思いからだったのかもしれない。

KAC2024第7回お題「色」への投稿作です。 特殊なアルバイトにまつわるホラーとなります。

兄目線で見守る妹はいつ見ても可愛らしい。 その日も公園で色鬼をして遊ぶ妹の霧亞（きりあ）を見守っていた兄だったが、佳境に差し掛かったところであるハプニングが起こり…？ ■At…

黄色の看板を無断で赤く塗った兼田から事情聴取していた男は… KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～参加作品 お題「色」

非実在の昔ばなしをご紹介。つまり、作者の考えた空想です。フィクションです。実在の人物や地名、歴史上の出来事とは関係無いので、ご了承ください。話が思いついたら更新しますので、気長に…

ホラー雑誌編集者として働いていた守美日和が、ある日、差出人不明の手紙を複数受け取った。どの手紙も名前のない語り手によってつづられた話ばかり。 話に魅せられた守美は誌面上で何度も呼…

学ランだと赤にならないのでセーラー服です。

眩暈、ふらつき、千鳥足。這う這うの体で男が行き着いたのは、見知らぬマッサージ店だった……。

先日投稿した「最後の贈り物」を見て連絡をくれた人がいた。 別に、大したことじゃないんですけど…と彼は続けた。 毎年4月1日のことを。 ※最後の贈り物を読まなくても楽しめます

【まえがき的なやつ】 『SARF×カクヨム 短編こわ～い話コンテスト』への参加作品です。 ぼくの読解力は極貧ですので、応募要項を読んでみたものの、よくわからないところがありました…

どこにでもいるしがない奴らのラブコメディー。 ショートショートだから筋通ったストーリーなどは無く、どの話から読んでも構いません。ニマニマしたい人はどうぞ。

とある日から、私の村では空に人が昇っていくようになりました。

昔からよく見る夢が本当に不快極まりないので、遂に短編で書いてしまいました。 見た夢ってあまり書き留めない方がいいらしいですが、もう自分の中で消化しきれません。不快感を共有しちゃい…