「どうでもいい」を含む小説

　とある惑星の最古の国、明仄国を守護する光と炎雷の大精霊・燦は激怒していた。 　実は何年も前から激怒していたのだが、堪忍袋の緒をぶち切るチャンスが巡ってきたので、自分を激怒させて…

腐った街で、人間たちに見向きもされてこなかった『いらないゴミ』。私はそんな、どうでもいいものだった。 そんな時、1人の青年と出会い、私が少しずつ変わっていく。 誰かに必要とされて…

俺こと坂田刀麻は、神様の｢暇つぶし｣という理由から異世界転生することになる。 ｢まぁ、理由なんかどうでもいいか｣とトウマが『魔法も使えなく身体能力も高くない人族だけがレベルという…

話題のVRゲーム〈バディ・ウェポン・オンライン〉を始めることとなった、常葉静流。 〈バディ・ウェポン・オンライン〉はゲームスタート時に、相棒となる武器を決定して戦うVRゲーム。 …

どうでもいい事には関心を示さない三月場式日とどうでもいい事にしか関心を示さない花見坂上沙耶。会話はするけど中身は無いし、互いに好いたり嫌ったりするけど特に何があるわけでもない。ま…

「それなら明日から、一日に一回は秋葉に嘘をつくね。」 どんな人が嫌いなのかと尋ねられた私は、嘘をつく人が嫌いだと答えた。そんな私の答えを聞いて、そう言った夏彦。夏彦は、私のこと…

アイディアが浮かばない。どうしたら独創的なアイディアが浮かぶのか知りたい。 ほかの人の似たような作品になって創作を進める意欲がなくなる。 書きだしからつまずいているけど、どうすり…

腹は出ているが横には細い不健康なおじさんが３０歳に成った次の日、見たこともない部屋に真っ裸の状態で仰向けに寝っ転がっていた。 どこかも、なんでかも、どうすりゃいいのかも、わからな…

どんな敵をも一撃で屠る攻撃力、天才的な知力、一切の暴力を許さない不動の防御力、不死或いは不死身の生命力……異世界に転生する小説を読む人なら見た事はあるだろうチート能力。そんな物語…

「どうして誰も分かってくれないんだ！？」 悲観に暮れ、怒りを露わにする男。 その傍らには「正直どうでもいい」という顔をしたロボットが佇んでいた。 現実を認めさせたいロ…

白刃に月光がキラリと光る。雲の隙間からもれた光が、一瞬の勝負を決めた。振りかざした刀を鞘に収める。 俺は女が苦手だ。見ているだけで全身が痒くなる。目が合うだけで胸の鼓動が早くなる…

　山田正則３８歳。IT企業を設立し、成功を収めた勝ち組のおっさんである。しかし、部下に裏切られて会社を乗っ取られてしまう。そんな失意のどん底の中、正体不明のモグラ女に拉致されてし…

身の回りの事が結構面白いのですがそれを紹介したくって書いてます。 ※主は笑いのツボが浅いです。かなりどうでもいいことに大爆笑して、呼吸困難になったります。 どうぞ、温かい目で見…

中学校を卒業した早良道真は人生に絶望していた。何してもやる気はおきない。いっその事人生すらどうでもいい。そんなことを考えている。 彼がそうなってしまった理由とは... 今、貴方に…

どうやら文明が崩壊したらしい世紀末的世界の廃墟となった飲食店で、飲み食いしてなんか喋るだけの話。 普通の小説ならカットするであろう、どうでもいいシーンだけで構成できないかなあと…

部活を引退した高校３年生の７月。一機(かずき)が大学受験のために選んだ未来塾。しかし、そこは、普通の進学塾ではなかった……。「大学受験はどうでもいい…」と説明する講師。騙された……

とある自主企画、トーナメント戦参戦用に製作するも、トーナメント自体がなくなってほったらかしだった悲劇のヒロイン。 そのままにしておくにはもったいないので別の自主企画へ投下です。…

「水曜日のスペルと発音は明らかに神様が適当に考えたよね」とか、「髪型をポニテにするだけで不信感を与えることが出来る」とか、「流れ星が見える時間は一秒以下、三回も願い事は言えない」…

３ 「う……ん…………あ……れ、此処……は？」 　仰向けで倒れていた私の視界を支配していたのは辺り一面の霧だった。 　ゆっくりと身体を起こしてみるも、まだはっきりとしない頭と、…