「〈私〉」を含む小説

注意：この作品はいつもの純文学系の作品とは大きく異なります。味変にはちょうどよいですが、この作風が私の作風ではございません。完全なるネタ枠としての作品になります。 適当に作成した…

私は4歳まで別の街で暮らしていたようで、兄が私を訪ねて家出したのもその街からだった。 世界との接触を断とうとして。 兄だけで十分だった。 これは、「不由（ふゆ）」という小さな街を…

　人気の無い教室に呼び出され、彼女を待つ。いつもの流れなはずだ。毎回毎回遊ばれているだけだというのは分かっているのに、毎回毎回心が浮わついてしまう。 「ごっめん遅くなった！」 …

小説、漫画、アニメや映画。 日々、それらを楽しんでいますが、時々、「変だな、これ」と思う点にぶつかります。 大抵は気にせず物語に没頭すれば良いレベルのものなんですが、気になりだす…

　主人公の中嶋　世那火《せなか》は、愛車の軽自動車と事故に遭って死んでしまう。 　それは女神ヌラのミスだった。 　本当は死なない運命。ところがヌラのミスで死んでしまったのだ。 …

「私の満たされない欲があなたを勝手に蹴落とすだけだから」 　これは人の持つ最高に素晴らしい欲求の走り書きである。 　この永久機関をヒトに備えた神様の顔面に、神聖なゲロをぶちまけて…

偽教授檸檬杯参加の為に書いた百合っぽい？掌編です。甘酸っぱくて美しいものを目指そうとして微妙に事故った感。一応補足しとくと千一夜物語にこんな子はいないです。そこは私の勝手なオリジ…

BEAST WORLD - 人を家畜とする獣の世界 私たちの世界では動物たちは家畜やペットとして扱われていますが、その逆の世界も存在するのかもしれませんね。 主人公は狼の獣人…

【第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト】　【俳句】二十句部門参加作品 　野に出て、私が見たままの風景を詠みました。 　平日毎日更新中の「チラシの裏に五七五（たまに七七）20…

”私”は―――― ”僕”は―――― 人に言ってはいけない趣味を持っている。 ”君の血の匂いは心地がいい” こちらは、今回の二人の別の物語です。 もしよかったら、こちら…

【あらすじ】 「いやあ、確かに駅前で、不審な男を見てね。黒い外套の中年男でした。若い女と話してましたな。女は子供を引き渡しました。いやあ、歳の差婚もあったものだな、と奇異に思…

犀川ようさま主催『さいかわスプリングダッシュ』に投げようと思って書きました！ あわよくばこれが何かのお話しのプロローグ足り得たら良いなと思っております･:*+.\(( °ω° …

これは、東暦1930年代の物語。 人が気球で空へと戦略の舞台を展開してから実に136年の月日が流れ、単葉の翼でもって、空が自由の舞台となり始めた頃の話しである。 そのような時代…

――私の世界では、ずっと雨が降っていた。 何も持たない少年は、雨を持った少女とすれ違う。 それは、人生の行方を決めるほんの少し前、誰も必要としていない、必要とされていない二人…

「俺」は、『生まれつき人の顔が花にしか見えない』高校生。 医者にも原因は不明だと言われ、目薬やら強い薬やらをいくら試しても彼の眼は変わらなかった。彼が年々成長していくほどに、彼の…

初めまして、天川裕司です。 ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。 また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。…

こんにちは。 　今回は、この「婚活川柳」を手に取ってくださってありがとうございます。 　婚活を終了し、結婚して、その後離婚した私ですが、それでも婚活の時に体験した濃い出来事は、今…

小説描き始めて感じたことを、カクヨムならいいかと、気の迷いで短歌（？）にしてみました。韻文を作るのは、小学校の国語の授業で才能がないのを悟って以来、初めて。本音を呟いてみました。…