「傷」を含む小説

KAC2024第4回目追加お題 お題 「ささくれ」 800文字の短編です。 アオハル仕立てにしてみました。

中学二年生の酒向ナツミは、人のささくれを毟り、その跡（傷）を見て運勢を占うことができる。 名付けて『ささくれ占い』という。 よく当たると評判で、今日も占って欲しいクラスメイトの列…

酒癖の悪い父親に愛想をつかした母親が娘に対してとった態度は永遠に消えない心のささくれとなって残るのだろうか。

大神黎(おおがみれい)はこれまでの世界線での失敗を活かし、天兎志郎(あまとしろう)の死を回避していた。しかし、ここから先の未来ではどうなるか分からない。イレーズのアジトに乗り込む…

組織お抱えの異能の殺し屋セシル。彼女の能力は、傷をつけた物体を二つに「お別れ」させること。連絡役の私はその力にまつわる恐ろしい話を聞かされる。

エッセ（フ）イ（クション）です。ジャンルをホラーにしようかと一瞬迷ったんですが、ホラー好きの人に死ぬほど怒られそうなのでやめました。

こちらはKAC20244「ささくれ」に応募した作品です。 筆者が実際に聞いた話を元ネタにしておりますが、フィクションとして心構えしていただけると助かります。 ※当作品には傷に…

面接の前日にささくれができ、めくってしまったために血が出てしまった太一。そのまま面接に向かうが・・・

ささくれ。剥きたくなりませんか？ 剥いたささくれ、どうしてますか？ 食べてますか？ 捨ててますか？ 筆者は両方やってます。 ※KAC2024 第4回「ささくれ」参加作品です

篠倉蓮斗の元に吉岡の訃報を届けたのは、あまり付き合いの無い同級生からだった。 仲が良かったと思っていたのは篠倉だけだったのか。今となってはもう分からない。 高校の時の小さな傷が今…

まだ詩の体裁をしているかわからないけれど、 自分の黒歴史を記したもの。 この先どう生きて行けばいいかと思案していた頃の 残骸から拾ったもの。多分、答えはまだ出てはいない。

KAC第四回参加作品。お題「ささくれ」 ハヨンは雷を操る能力者だ。能力者はこの世の中に生きてはならない。人間に見つかればすぐに殺される世界の中で、彼女は家族を失い、ひとりぼっち…

「みつの旋律、歌声喫茶の夜に」は、都会の喧騒を離れ、田舎町のレトロな歌声喫茶で新たな人生を歩み始めた若い女性、みつの物語です。心に傷を負い、自分を見失いかけていた彼女が、喫茶店の…

アラン、誕生時は貴族の家に生まれましたが、現在は追放され、古代の墓に追いやられています。新しい伯爵の残忍さは、彼の称号や富だけでなく、彼の愛も奪ってしまいました。絶望の淵に立つ…

ささくれを綺麗に剥くことで変身する、ヒーローの話。 KAC20244「ささくれ」 に挑戦してみました。

日常は、それを守ろうとしないものには永遠に続くことはない。

ささくれって、あるだろ？ いつの間にかできてて、チクチク刺さったり引っ掻いたりして痛いやつ。 なにもあれは手にできるだけじゃないと思うんだよな、俺。 たとえば、この財布が俺にとっ…

彼女を襲った人間は、何者なのだろうか。

かつて最果ての村にいた英雄。 魔境から入り込む、魔獣を相手に日々戦い、村の英雄として、皆から愛されていた。 しかし、王国が派遣した勇者と共に魔境に入り、返り討ちにあう勇者たちを逃…

幼馴染三人、朔、修斗、海の三人はお付き合いの後結婚。第一子を身籠り幸せな毎日を送っていたのだが､､､。執着攻め二人×流され受け（馬鹿ではない）　＊男性妊娠、出産、多重婚、死産、鬱…