「悩みの種」を含む小説

私には毎年３月という時期に悩みの種があって……

週1で、母と共に、祖母の家に行くのが、お決まりになっている。 その時には必ずドレスアップして訪れなくてはならないのが、目下の悩みの種。 なぜなら、週に1度のその時に、自分を捨て、…

　主人公・六花には悩みの種があった。 幼馴染である志奈の度を過ぎた手伝い癖。 やがては自分を壊してしまうだろうそれを彼は友人の緑と実乃と共に何とかして直そうと努力する。 誰かの…

劇団ロケットの団長兼作家の芝は悩んでいた。 悩みの種は彗星の如く現れた新人、草間十華その人であった。 劇団を分割した二人のトップスターの諍いを鎮めた草間に対し、何を悩むことがある…

一児の母である主人公のサナは誰にも話せない悩みを抱えていた。 サナの悩みの種は夫との愛のない生活。 身近に頼れる身内もおらず、ただ一人孤独感に耐える日々。 孤独の中で今にも…

同じ大学に通う僕の彼女、池尻 軽子(いけしり けいこ)は 可愛くて美人でスタイルも抜群。性格も良く、何もかも完璧な歳上ヒロインお姉さん。 そんな彼女のたった一つの欠点。それは……

主人公の黒崎真白(くろさきましろ)は、精神的な事を理由に仕事を辞め病院に通院していた。 全てを諦め、自分の全てを否定し生きていた。 また、幼少期の頃から性的嗜好や性自認があやふや…

弥音子は関東随一の極道である「松原組」の組長令嬢。その境遇とたぐいまれな可憐さから、誘拐被害に遭いやすく、その身を常に守っているのがボディーガードの実次だった。 そして弥音子は、…

人は誰もが『種』を心の内に抱えている。それは感謝・歓喜・称賛のようなポジティブな種であったり、絶望・落胆・悲哀のようなネガティブな種であったり、恋愛・関心・関係のような両面性な種…

紅葉（もみじ）家の弟として生まれた竜太（りゅうた）は姉の由美香（ゆみか）に思春期の辺りから好意を抱き、段々と惹かれていく。 相手の由美香も満更ではないらしく、竜太を一人の男性とし…

サチは１０歳の女の子。ひょろっとしていて、サラサラのおかっぱで、笑うとえくぼが出来るのが、悩みの種です。隣の家はと言うと、お花がいっぱいです。 ※２０１０年にサイトに初掲載した…

小柄で痩せっぽちで女顔が悩みの種の男児高校生、稲庭八尋。引っ越し当日に双子の姉に連れられて、明日から通う新しい学校を見学に行くと、堤防で出会った金髪女子に誘われ、釣り研究部への入…

帝都のはずれにある探偵事務所。そこで働く助手のEジョシュは、所長にして、探偵のナジリマさんと今日も依頼を待つのであった。 帝都：今の東京から高層ビルが減ったみたいなものを…

主人公 新堂瑠璃（五歳） 通称、るーちゃん。実は財閥のお嬢様。活発だが甘えっ子。 冒険好きで、いつも外に行ってしまうため、執事やメイドの悩みの種。 騎士（ナイト）達・・つま…

下ネタしか思い浮かばねえ。

ライラには悩みがあった。養い子達の出生に関わる秘密を話すかどうか、である。成人するのだから話すべきだとわかっている。話すことも決めていた。だから、重くなる胃を無視して、話す事にし…

※Web版です。書籍版とは諸々違います。一番大きい違いは主人公の名前が違います。 「……嫌なんですよ！　幽霊だの鬼だの！　あんな得体の知れないもの怖いでしょう！？」 「……なん…

大学生の小寺春樹は、仲のいい友人と飲んだ翌日、二日酔いのなかで記憶が飛んでいることに気付く。昨日どうやって帰ってきたか分からないだけでなく、自分の部屋の覚えのない家飲みをした形跡…

森の奥に住むソルティレージュはたいへん腕のいい魔法使い。純白の髪と赤い瞳の美青年だが、じつは彼の正体は一角の悪魔だった。優しい悪魔が森の魔法屋をおとずれる人々に幸福をもたらす、大…

山本沙和（20）は入院中にとんでもないモノに懐かれてしまったらしい。 目が覚めて一番最初に視界に入って来たのは、ちょっと親近感が湧く男の人の顔。仰向けで寝ていた彼女の視界を塞ぐよ…