「くすり」を含む小説

30歳を越え、周囲のほとんどが結婚した。こうなると、招かれる結婚式には劣等感しかない。…と思ったら、そんなことはなかった。日常にある非日常は小話《こばなし》を生む。世の独身者よ(…

僕は超幸運にも学校一の美少女と偶然隣の席になったぼっち系ぼっちの碓氷影人(うすいかげと)。 名は体を表すとばかりに教室でも街でも家でも存在感がない僕は、５月も中頃なある日、偶然そ…

私は３年目の病院薬剤師。 今年からおくすり相談室に配属になったけど、ヘンな人とかヘンな事件に巻き込まれてもう大変！ これから先どうなっちゃうの？

アカツキは村のただ一人の薬師だった。 幼馴染のフィオナと結婚秒読みだったある日、勇者ルシードに従者として選ばれたフィオナは、カリーナ教の総本山にて、女神の洗礼を受け”治癒の巫女…

医者のたぬきと、助手の子だぬきのものがたりです。

街で小さな薬やを営む「私」のもとに、ある日一人の少年が訪ねてきた。「”おくすり”を売って欲しいのです」その少年には立派な尻尾が生えていた。彼は犬だったのだ。

【月刊雑誌での小説連載が決まりました！】 都内の大学院に通う大学院生の宗（そう）は、高校から付き合っていた彼女と別れたことをきっかけに、心機一転、隣の県に引っ越すことを決める。一…

　初恋はいつですか、って聞かれたら。 　そもそも初恋、ってのをどうやって定義するかによって変わってくるだろうけど。 　とりあえず今は、相手を好きになる、ってことを自覚して、それで…

日常生活のぽつりぽつりを詩にします。

――これは、あやかしを守る為の大切な『薬箱』じゃ―― 薬剤師を目指す彩菜は、薬科大学に通う二回生。 薬屋を営む彼女の家には、代々伝わる不思議な薬箪笥（くすりたんす）があった。 …

　大正十一年一月二十日未明、一人の男が殉職した。昆布森郵便局臨時逓送人吉良平治郎。検死官報告書には、旧土人戸主平民と記されている。旧土人…アイヌ民族の事である。 　昭和二十年の敗…

平日毎朝更新（予定）の、ショート学園四コマコメディー小説です。 気軽にのんびりとお楽しみください。 出席番号１番　藍川穂咲（あいかわ　ほさき） 　　　　　　　お昼休みだけ「教授…

萩原朔太郎さんの詩「旅上」のパロです。 くすりと笑って頂ければ幸いです。

「おくすりは　くすりくすりと　わらいます」そんな気持ち悪いもん飲めるか。にやにやよりはマシかも知れないが。

三千年にひとりと言われる超絶イケメンがおとぎ話のプリンセスに出逢ったら⁉️ 一応の時代設定は平安時代。 場所は京の都。 ですが時代考証、洋の東西は深く考えずお楽しみください。 …

自分が嫌い、他人が怖い、自分の環境が悪い。 自分と周りを否定し続ける私。 そんな生活を続け、高校生になっても逃げ道を探して適当にフラフラ過ごしていたが、とても不思議な雰囲気の図書…