「＃昭和」を含む小説

ライターの友永有紀子は昭和レトロを愛するアラフォー女子。今日もいきつけの喫茶店で交際相手の吉野和友に語りだす。

※長いけど短編です（「連作短編」という形式らしいです） ※TS特有のおっさんと少女のギャップが苦手な方は、その１を飛ばすといいかも知れません…（長いし？（苦笑）） その10の粗…

昭和50年代後半

高校生の伊倉総次は、半年ぶりに家に戻ってきた父親に住んでいた家を売られ、転校を言い渡される。 仕方なく行った居候先には、美人の母親と娘ふたりという女性だけの家だった 水無月家を舞…

三村は、若い部下の横田に梯子酒の楽しさを教えようと、三件目の居酒屋を探していた。終電で帰りたい横田と、まだまだ飲み足りない三村の前に廃墟のような建物が現れた。嫌がる横田を引っ張っ…

　時は1962年。昭和37年12月暮れ。冬眠をするという民族「ネムラズ」。とある北の自治区に平穏に暮らしていたが、先の大戦から近隣に住み着き始めているオロス（ロシア）人の脅威に晒…

時は昭和の不況の時代。荻原武則は勤めていた会社が倒産し、自殺を考えた。「自殺菌」なるものを創造することで、何とか自殺をせずに過ごしてきたが、バブルを超えて、さらなる不況が訪れた時…

あらすじ 　主人公の春香(はるか)は中学三年生。蝉がけたたましく鳴き叫ぶ真夏の蒸し暑い日に、宿題で歴史探求のレポートを書くため、グループになった三人の同級生と共に海猫亭へと訪れる…

人の顔を覚えられない小泉ののっぺらぼう。過去にこだわりがある道化師を意識してしまう早良。二人は大学の友人だった。それぞれの過去を振り返っていると、早良は道化師を見つけ追いかけてい…

タイトルの「棒網？」何と読む？タイトルからがミステリー！昭和４０年代、今では絶滅危惧種？の事件専門の探偵事務所「棒網探偵社」に新しい助手として雇われた意味あり気な大学生が、古典的…

ツーステップやロボットダンスなんて最早、化石状態なのか！？俺は古いのか・・・。 クラブのVIPルームで一人座りオレンジジュースを飲んでいた。 ふと、そこへ！観たことある女が立った…

とある王城の成人の祝祭で、突然婚約破棄を言い渡された伯爵令嬢。婚約破棄を受け入れ、こう言い残してその場を去る。「自分もこれからは自由に生きる事にします!　押忍！」 ひとり冒険へ…

祖母と暮らした最期の日々。

私の現役時代の後半は、バブル崩壊、リーマンショック、金融不況など経済的に大きな変動があり、更に大きな自然災害に何度も見舞われました。それらの影響で、勤務先の会社（金融系）が業績不…

テーマとしては、「自分のことを知っている人が減ってきている」というイメージから書きました。昭和の終わりをイメージしたあくまでもフィクションです。そして、タイトルもあくまでもイメー…

心を病んだ明日香は「あの人」の幻影に怯えている。しかし彼の姿は次第に衆目を集め始める。娘をかどわかす色男でも美人局でもない謎の男「あの人」の正体とは サイコSFホラーサスペンス…

　年に二回村にやってくる見世物小屋。村娘の月子は、そこで美しい姉弟と出会う。二人は「海からやってきた」男を父に持つと言うのだが―― 　昭和初期の激動の時代を舞台に、少女の不思議…

小学5年の時に両親が離婚し、「家族」という「制度」に懐疑的な思いを抱いていた豊は、家庭を省みることなど少なかった。だから妻から離婚を切り出されても動揺などしなかった・・・が、その…

サクっと読めて笑えるものメイン 〜ただし、下ネタ注意⚠️なものも書きます〜 昭和の末、80年代、中学・高校生が読むような『パンツの穴』という本がありました。『BOMB』と云う雑…

あらたなメッセージにある。 アパートのむこうに、 ある呪いに火災事件は はたしては、二人にどう伝わる。