「喋る」を含む小説

彼女は言葉を発することはない。 会話は文字だけ。

　北海道に住む高校生、中世古青。 　毎年のように生徒会長になろうとしては、会長選に敗れるということを繰り返している。真面目で仕事熱心だが、融通が効かず、不器用。そんな男の子である…

天国で暇をしていた青年は、ある日女神に呼ばれて異世界の争いを収めてほしいと頼まれる。 異世界に降り立つと、喋る黒猫(女神)が仲間に加わり、黒猫に衝撃的な事実を告げられる。 真っ白…

ふたりの少年が、駄弁るだけの話です。

高校進学を機に、田舎から上京してきた少女は広大な駅の構内で迷ってしまう。 道を尋ねれば逆に怒られるわ、日傘で足を突かれて転ぶわ、もう散々。 泣きそうになっていた彼女に声をかけてき…

・登場人物紹介 エファ　クレディオン（15歳）（主人公） 　大富豪クレディオン家の一人娘。自分勝手で我儘でお金に物を言わせて人を従えるタイプ。小太りな体形だが、本人は「ぽっちゃり…

　他人と心を通じ合わせることなんて、とても簡単なことだ。――真っ赤な人魚は、そう考えた。 　この世の中で、「他人とコミュニケーションをとることは難しい」と考えている人は、とても多…

腰に歪な刀を差し、旅を続けている青年は 師匠に託された言葉を喋るキツネと一緒に町を巡りまわる 世界に隠れ潜む「怪奇」を斬るために………。 たぶん、血と肉と尻尾のほんわか（？）和…

十代中頃の少女、コギトは、目が覚めたら、見知らぬ森の中にいた。森の中をさまよい、廃墟と化した、壁に囲まれた街――国を見つける。 　コギトは、そこで死にかけの男に出会い、カンテラに…

美琴 ……主人公。他の作品に出ているらしい。 地の文 ……地の文。喋る。 紹介文 ……俺。『あらすじや登場人物の紹介など、小説の情報を』伝える事が仕事。本編に出てこないくせに…

これはある精神病院の患者――第23号が誰にでも喋る話である。 「河童とは人類が抱いている想像とはかけ離れており、美少女しかいない。繁殖の方法、文化、政治に芸術、思想まですべてが人…

*主人公 モッサリした黒髪と髭、眼鏡の男、日向旱和(ﾋｶﾞ ﾘｸﾏｻ)。都内の物理化学を教える特別招聘教授。年齢は不詳。 *登場人物 ヒロイン 美人女大生、小豆沢絢(ｱｽﾞｻ…

英雄に憧れるカフワの頭上に突如、落ちてきた本はなんと『喋る魔導書』だった。 ヒロインはまさかの本！？厳しくも、元天才魔法少女の『カロ』はカフワに魔導の力を教え、着実に成長していく…

僕はタケル。井上タケル、１０歳。どこにでもいる普通の小学生。 そんな僕は気が付くと知らない場所にいた。どうしてここにいるのかさっぱり分からない。 僕が混乱していると黒猫が僕に話…

喋る黒猫との物語

不眠症のよろしくま・ぺこりが川で溺れているところを助けて子分にした、F．かっぱと大好きなミステリー談義に花を咲かせます。喋るのは主にぺこり。彼の読書は偏っているのでご注意を！

日夜夢見る、知らないはずの場所の記憶…… 主人公、赤月直也(あかつき　なおや)はここしばらく、似たような夢を見続けていた。 それは己が勇者として毎度、怪物たちと戦う英雄譚。 毎…

☆第1回Temple交流企画 参加作品。 ☆お題は「読めない本」。 ――かわいそうなグリュック。 　かわいそうと言いながら、お隣さんは全然かわいそうだとは思っていないのがわか…

【あらすじ】 王立図書館。 そこは古今東西の国内国外を問わない様々な書物を収蔵した知識の泉。 その図書館の一角には、当たり前のように多くの魔導書が収められている。 人に力を与える…

明日が見えなくて、未来が描けない小金であったが、ある日放課後の教室で同じクラスの桜陽菜子と会話する。何気ない会話だったが、彼女の笑顔を見た小金は…。 〖登場人物〗 小金(こがね…