第96話まで読んだところのレビューです。
ファンタジー世界の、魔道書を扱う図書館を舞台にした、日常系小説。
1話完結型の連載で、それぞれテイストが違って、いろいろな物語が楽しめます。
これが本当に、ファンタジーの世界で生きているようで、読んでいて楽しい!
ギャグからシリアスまで、飽きないです。
(また、各章にギャグとかシリアスとか、話のテイストを書いてくださる作者さんの心遣い!)
文章や描写も達者で、すごく読みやすいし、それぞれのストーリーにマッチしています。
エルフやドワーフ、巨人族など、おなじみのファンタジー種族も登場します。
これは、ぜひコミカライズしてほしい。ちょうど1話が漫画サイズくらいの長さだし、すてきな物語になりそうです。
というのが、主人公の能力です。
でも主人公が犬ってわけじゃありません。立派な人間の盗賊です。
なぜその盗賊が、魔導書の図書館に勤務しているのか――?
それはぜひとも、本編をご覧ください。
こちらの作品は短編連作で、かわいいエルフの司書さんに、たくさん萌えることができる内容となっています。
魔導書をきっかけに繰り広げられるほのぼのラブコメ、みたいな感じです。
そのラブコメがもうすごいのなんもって、ああエルフさんかわいいよエルフさーん!!
僕は6話のパパンの回からどハマりしました。今30話まで読んだのですが、ちょっとした時間があるときに1話ずつ読んでいこうかと思います。
エルフの司書リーリヤと元盗賊のマクシムが働く王立図書館。魔術書によって起きるいろいろな出来事に2人で対処していきます。
なにしろ設定が秀逸です。見つからなくなった魔導書の行方、人型の紙〈ムシ〉、なぜか存在するレストランなど、不思議満載の図書館にぜひ行ってみたい、本を読んでみたい、おいしい料理を食べてみたい! そしてクマさんに抱きつきたいです!
現在9話まで掲載中。マクシムはなぜここで働いているのか、首輪の理由は? 昔は何をしていたのかなどいろいろ気になります。
魅惑の空間〈図書館〉で、主人公たちが交わすおしゃべり&仕事ぶりに和むことでしょう。