概要
王立図書館。
そこは古今東西の国内国外を問わない様々な書物を収蔵した知識の泉。
その図書館の一角には、当たり前のように多くの魔導書が収められている。
人に力を与える魔導書が多く集まればどうなるか。
自然、魔導書の魔力は増強され、それは書架に影響を与える。
これはそんな魔力によって変質された図書館を、魔導書を求めてさ迷い歩く、一人のエルフと、一匹の駄犬の日常の物語である。
【作品について】
基本的に一話完結です。
前後の話に関係なく単話でお楽しみいただけます。
【登場人物】
マクシム : 主人公 リーリヤの護衛役兼司書補佐 元冒険者
リーリヤ : 王立図書館の正司書 エルフ 図書館入り娘
メビウス : 王立図書館のお手伝い 元『転職の魔導書』の娘
オリガ : 王国軍所属の
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!1話完結の、日常系ファンタジー。コミカライズしてほしい!
第96話まで読んだところのレビューです。
ファンタジー世界の、魔道書を扱う図書館を舞台にした、日常系小説。
1話完結型の連載で、それぞれテイストが違って、いろいろな物語が楽しめます。
これが本当に、ファンタジーの世界で生きているようで、読んでいて楽しい!
ギャグからシリアスまで、飽きないです。
(また、各章にギャグとかシリアスとか、話のテイストを書いてくださる作者さんの心遣い!)
文章や描写も達者で、すごく読みやすいし、それぞれのストーリーにマッチしています。
エルフやドワーフ、巨人族など、おなじみのファンタジー種族も登場します。
これは、ぜひコミカライズしてほしい。ちょうど1…続きを読む - ★★★ Excellent!!!くんくん、くんくん。これは……○○の魔導書!!
というのが、主人公の能力です。
でも主人公が犬ってわけじゃありません。立派な人間の盗賊です。
なぜその盗賊が、魔導書の図書館に勤務しているのか――?
それはぜひとも、本編をご覧ください。
こちらの作品は短編連作で、かわいいエルフの司書さんに、たくさん萌えることができる内容となっています。
魔導書をきっかけに繰り広げられるほのぼのラブコメ、みたいな感じです。
そのラブコメがもうすごいのなんもって、ああエルフさんかわいいよエルフさーん!!
僕は6話のパパンの回からどハマりしました。今30話まで読んだのですが、ちょっとした時間があるときに1話ずつ読んでいこうかと思います。 - ★★ Very Good!!本好きな人なら一度は夢見る(?)不思議な図書館登場!
エルフの司書リーリヤと元盗賊のマクシムが働く王立図書館。魔術書によって起きるいろいろな出来事に2人で対処していきます。
なにしろ設定が秀逸です。見つからなくなった魔導書の行方、人型の紙〈ムシ〉、なぜか存在するレストランなど、不思議満載の図書館にぜひ行ってみたい、本を読んでみたい、おいしい料理を食べてみたい! そしてクマさんに抱きつきたいです!
現在9話まで掲載中。マクシムはなぜここで働いているのか、首輪の理由は? 昔は何をしていたのかなどいろいろ気になります。
魅惑の空間〈図書館〉で、主人公たちが交わすおしゃべり&仕事ぶりに和むことでしょう。