と、叫びだしたくなる作品がコレです。ほんの気まぐれで評論を開かなかったら、出会えなかったかも知れないじゃないか!街の本屋さんに並んでいてもおかしくないエッセイです。お勧め。
元書店員さんが優しく可笑しみのある語り口で、国内のミステリー作家さんを紹介してくれます。これが、なぜか癖になる紹介の仕方で…。毎夜、眠る前のお楽しみにしたくなります。ゆっくりで良いので、ずっと続けて頂きたいです。
元書店員さんとかっぱくんの掛け合いが軽快でほほえましく、サクサク読めるミステリー論です。書店で良く見かけるけど読まなかったあの作家さんから、読んだことのあるあの作家さんまで、読みやすく紹介されていてとても勉強になります。読後本屋さんに行きたくなる不思議な魅力がありました。