「忘れたくない 恋愛」を含む小説

大学生の夜雨静月(よさめ しずく)にとって、7月7日――七夕とは一年で一番嫌いな日だった。中学生の時の苦い記憶が今でも彼女を憂鬱にさせるからだ。 でも、今年はいつもと違った。…

　授業のサボリ癖がついてしまった風見抱介は高校二年生。 　新学期早々、一年から通っている図書室でさぼっていたら可愛い一年生が話しかけてきた。 「NTRゲームしません？」 「はあ…

没落貴族の跡取りであるジェノは、国有数の貴族の令嬢とお見合いすることに。 『完璧な家柄の美少女』がお相手でめっちゃウハウハーって、そんなわけあるか！ 僕は一応女の子なんだぞ！？ …

この世には不思議なことがたびたび起きる──理解をこえた、脳で処理できないものは忘れてしまうのだとしたら？　 女子高生たちが世の悪しきものと戦うヒロイックファンタジー、始まります！

彼女にとっても、俺にとっても、すごく大切だった時間だった。 そしてとある理由で別れてしまう二人。 思い出せない人と会いたがる人、昔のことを胸に抱いて再び恋をしようとした。 「…

そんな昔の事忘れたわい。おばあさんは言いました。

　狛江琴音（こまえことね）とは、お金を払えばそういったことが出来る、といった噂はこの学校では有名らしい。まあ、俺は知らなかったんだけど―― 　ある日の放課後、忘れた課題を教室に取…

翼の生えた鳥人族、ソラは王太子の『鷹』だった。 外の世界を忘れ、美しい鳥籠の中で王太子へ忠誠を尽くすことに疑問一つ抱いたことはなかった。 薄汚れた旅芸人の少年に出会うまではーー。

隼也は高校の同級生である凛音と婚約関係にあったが、凛音の家柄上、婚前交渉を一切禁止とされていた。そんな時隼也は大学生の時に、偶然知り合った年上の女性・美咲と一度限りの関係を持って…

出会いと別れ、そしてはじまりの物語…原作はそのはじまり直後で終わってしまったので当然ファンはあれからの続きが見たいでしょう。 私もその一人です。それを自己満足で書いてます。 第…

　こっぴどく振られたあの日のことを、忘れたわけではない。好きな人からもらった答えは、たった一言『無理』だった。 　高校二年生の江藤凛には、好きな人がいる。一年前自分を振った相手…

佐伯吉乃は幼馴染で同級生の天ヶ瀬七瀬に恋をしている。 気持ちを伝えたらきっと隣にはいられなくなる。 そんな思いから吉乃は七瀬への想いを押し殺していた。 そんなある日、吉乃は七瀬…

記憶の面で見れば、 彼女と僕は、凹凸の関係だ。

とても切ないお話になりました。

夏休みに小さな島に来た主人公の少年が体験する不思議なひと夏の物語 第３話で完結でしたが４話まで続くことになりました。

一人飲みをこよなく愛するOL吉井玲は、日々の癒しを求め行きつけの居酒屋に通っていたある日、同じく一人飲みが好きな男性、山崎に出会い、意気投合して二人きりで飲む事に。しかし、玲はそ…

傘を忘れて待ちぼうけの僕。 そんな僕を見つけた彼女がやってきて。 雨の日を題材に少しだけドキドキするような話を書いてみました。

私は、ずっとあの日から彼を待っている。 いつになったら、迎えに来てくれるかわからない彼を…。 ずっと… ずっと…　 私、若宮夏子(わかみやなつこ)は、一番の理解者の秋静樹…

亡くなった兄が誰かから預かった一冊の日記帳。 兄は、それを僕に託した。 だけど、僕は忙しくて、そんな約束をすっかり忘れていた。 49日を済ませ、母親と兄の住んでいたアパート…