「少女 ホラー」を含む小説

　この物語はフィクションです。鬱展開ホラー残酷描写が苦手な方はご遠慮下さい。 　薄暗い部屋でキーボードを叩く音が響く。彼の名前は淀川透。滝川南中学校に通っていた中学二年生だ…

夢をからめた十のホラー短編です。 一、『夕焼け小焼け』　買った覚えのない髪留めをつけている娘。母は思う。夢と現実にはそれほど厳密なちがいはないのかもしれない。 二、『ヤドカリ…

由布 鑑は高校生探偵である。ただし彼は推理で殺人犯を追い詰めるような名探偵ではない。 誰かの大切だけど失くしてしまった物。失せ物を足と聞き込みで探し当て、あるべき場所に戻す探偵だ…

とある女子高生の1日のお話です。

春、『一本桜の丘』に1人の男が立ち寄ると、樹上から少女が現れた。 妙に馴れ馴れしい少女に対し、男が語ったのは叶わなかった初恋の淡い記憶だった。 話すほどに少女と思い出の女性が…

　ある冬の寒い夜の出来事。 　誕生日を迎えた女子高生が、幼馴染の彼を思い出の公園で待っていた。この日、少女はある決意を固めていた。誕生日という大切な日、彼に伝えなくてはいけないこ…

２１ＸＸ年。 世界の人口が１００人下回った地球。 荒れ果てた都市部で戦乱が巻き起こる。 そこから聞こえてくるのは人々の、苦痛、悲鳴。あるいは怒り。 声が入り交じるこの街で今日もと…

　桜花が散り始め、千里花村（ちりはなむら）の鎮花祭の日が近づいてきた頃。 　村の疫病神を鎮めるため、人身御供『桜憑き』として選ばれた少女・未散（みちる）は、御神木である『神桜（カ…

男爵令嬢ナターシャはある日、怪談を語る大道芸人と出会う。 そして彼女は、その物語に魅了され、やがては自分で語り始めるのだった。 これは基本一話完結のお話です。 そのため一話ごと…

聖なる女学院、アンゲルス学院には昔から語り継がれている噂がある。 それは、天使像の指を磨くと天使が現れ、名前を与えると願いが叶うというもの。 ある日、学院生活うんざりした百合園…

進藤桜は舞い落ちる花びらを眺めてため息をついていた。 何故なら普通の小市民でしかない筈の彼女は学校で王子様扱いされていたのだ。 その原因は御門茉央、お姫様のような少女にあった。…

第3回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画参加作品：テーマ「トンネル」 偶然に少女が手にした古い書物。 意志を持つその書物は、トンネルの先にある地獄の扉を開く力を持っていた。…

誰しもが一度は妄想したであろう事象が、1人の少女を通して実現されてゆく。

　この世で暗躍する「呪縛解き」。彼らは彷徨う亡者・化物の呪縛を解き、討伐できる唯一の存在だ。彼らの行動はすべて極秘であり、その活躍が公のふれることはない。どれだけ影の存在であろう…

「おや、こいつは大したもんですぜ。こいつはもう、ほんとうの天上へさえ行ける切符だ。天上どこじゃない、どこでも勝手にあるける通行券です。こいつをお持ちになれぁ、なるほど、こんな不完…

社木町、人口5万人程の小さな街に頻繁に怒る 猟奇事件、その事件に必ず現れる刀を持った少女。 人ならざる者、歪み人が徘徊する街で静かに 歪みを狩る少女の戦いが始まる。

百合とホラーの組合せが好きなので書いてみました。 ただの女子大生の虹子。虹子を一月一日に殺すと予言されている幼女。オカルトマニアの女子高生。色んな女の子が登場します。 ※この…

神木空海(かみきそみ)は中学二年生。祖父と二人暮しで貧乏ながら逞しく生きている。 神木空海は中学一年生の時にいじめに遭い、学校では空気のような存在になっていた。 中学二年生のあ…

・　チエコ先生（出題者） 　３６歳女性。 　ふわふわウエーブのロングヘア。 　※１９８４年生まれのなずみ智子は、３７歳になりましたが、チエコ先生は永遠に３６歳です。 ・　キクち…