「学園 短編」を含む小説

補習を終えて帰宅途中で、クラスの地味系女子を見かけた。 彼女のことはなんとも思ってないというか、なんの意識もしてなかったはずなのに月の光の下で見た彼女の姿は、とてもキレイで……。…

　母校を憎んでいた。卒業をして2年も経つというのに、僕は呆れるほど母校を憎んでいた。とりわけ野球部が嫌いだった。お前らが剃り落としているのは髪の毛ではなく知性なのかと毎日考えてい…

　三上ソラノは男の中の男だ。 　少なくともこのクラスの男子は、誰もが三上のことをそう認めている。 　三上は、女だけれど。 　ある日僕は、そんな彼女が公園で転がり、心から叫んでい…

うちの部室には、俺にしか見えない幽霊さんがいる……。

「来て」 そう手を引いてくれたのは、アキラ先輩。 中性的でクールなオーラが魅力的な憧れの先輩には、秘密があって―― 赤い糸（物理）から始まる淡い学園百合物語。

女子高生の片想い。 青春掌編作品です。

椿の花をモチーフに一本書いてみました。 椿の花言葉は「控えめの優しさ」です。

デートの帰り道に彼女の千弥(ちひろ)から電話で不審者に追われている事を知った穹一(ひろかず)は彼女の下へと向かうも、不運は重なり彼女はトラックに撥ねられ死亡してしまう。 それか…

青春の痛み、鋭さ、甘ったるさを愛してやまない人間による自創作の短編を不定期で載せます。ラブコメ、私小説、ファンタジー、色々詰める予定です。所謂青春群像劇です。お手柔らかに。

高校生が主人公のショートショート集です。 一話完結、一話あたり2000字程度です。 あと二駅で乗換駅に着く、そんな時間をお楽しみください。

高身長で容姿端麗、クラスのマドンナ的存在である女子生徒・柊は、母譲りの濃いメイクを重ねたブスであった。 彼女はいつもすっぴんで授業の準備を行う教師・静流へのメイクの勧めをきっかけ…

能登大学付属高校の職員玄関脇には一体のお地蔵さんが立っていた。そのお地蔵さんが、ある日スキー場にいるギャルのような姿に変えられていた。質の悪い悪戯か⁉　と学校で騒ぎになる。関わっ…

数学の独身女教師、道子が生徒の琢磨に恋・・・。

高校二年生の金森いずみには、最近ずっと気にかかっている人がいる。それはクラスメイトの如月ユウだ。彼に話しかけたくてもそれが出来ず、悶々とした日々を過ごしていたいずみだが、ある日学…

お腹が減って倒れ、起きた時にはトロフェン伯爵家 トロフェン伯爵家の当主に｢養子にならないか｣と言われスラムから伯爵家へ 学園に通うと第二王子や辺境伯と仲が縮まり…… 幼なじ…

最後にキスして欲しいと彼女は言った。 今の僕にはそれは出来ない。 『今』の僕には。 ※小説家になろう、エブリスタにも掲載しております。

その日彼女は、文化祭をサボった。 皆が一丸となって協力する。何事にもあるタイミングで飽きてしまう少女・なつ美は、自分の存在意義に苦しんでいた。自分も皆のために頑張りたい、自分に出…

私には好きな男の子がいる。 同じクラスの羽田君だ。 だけど、私なんかが羽田君と付き合えるはずがない。 だから、見ているだけで充分なんだ。 それなのに、胸が苦しいのはなんでだろう。…

図書館では本たちが王子さまについて語りだした。 恋愛小説ちゃんと童話ちゃんがはじめた王子様語りに、新聞氏やノンフィクションくん、ホラーくんも加わって？！ 自作私立ライブラリー学…

「あーしの小説を読んでくれ！」 文学部の部室にいきなりやってきたギャルはそう言った。 クロエは戸惑いながらも彼女の書いた小説を読むが、そこにはとんでもないことが書かれていて—— …