「ハードボイルド（？）」を含む小説

巨大情報都市【S-O-W】へ単身上京した電脳少女織部わかばだったが、いくら探しても希望の職は見つからない。ワラにも縋る思いでたどり着いたのは……都市最大の禁職【逃がし屋】だった？…

地下酒場〝コッキング〟は、とある人物へと通じる窓口だ。 彼の名はストック。やたらとピンクが好きな少女を連れた、殺し屋である。 だがこの男、報酬に金はとらない。代わりに、依頼人の最…

世は大追放時代。 王国では冒険者人気が過熱し、街は冒険者で溢れていた。 そうなると当然、力無き冒険者は追放の憂き目に遭い、路頭に迷うか犯罪者となってしまって王国の社会問題となっ…

俺こと私立探偵乾宗十郎は、年末恒例の大掃除に追われ、やっとそれも済み、一息ついているところへ来客が現れた。 つい最近刑務所を出たばかりのその男は、俺に”行方知れずの娘にクリスマス…

老人は今日で引退する殺し屋とバーで話をすることになった。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054918062508 上記の作品の話。上記の作…

とあるバーで老人は殺し屋と名乗る男と話をすることになる。殺し屋の語り出した過去に隠された意味とは？　 本編は28話までとなっています(約50000文字) 残りは追加エピソードと…

俺、乾宗十郎は、年末も押し詰まったある日、ある有名実業家から妙な依頼を受けた。 ”自分の母親が去年亡くなったのだが、彼女が臨終の際に呟いた言葉が気になって仕方がない。それを調べて…

ハードボイルドと評価いただいた私のデビュー作を加筆修正した特別版連載開始です。元の作品の内容に加えチャプターを追加し、よりベンとブライアンの関係を深掘りする内容にしました。考察要…

ここは冬眠のない街、リス・ベガス。頬袋いっぱいにナッツを詰めて、地リス探偵スクワーロウがハードボイルドの無駄なこだわりを胸に秘めて、今日も駆ける！ハードボイルド×童話異色のトッピ…

その日、神の御子が生まれ給いし聖なる前日、つまりはクリスマス・イブだ。 　しかし俺みたいな一介の私立探偵には、祭りを祝ってる暇なんかない。 　気が乗らなくっても金は稼がないと生き…

身体が引き裂かれるような痛みと痒みでまず目玉が抉り出したくなる。腕を喉の奥へ突っ込み胃袋を捕まえてそのまま腸を両手で綱を引くみたいに引き摺リ出して掻き毟りたくなる。それでもあなた…

黒星は過去を切って生きて行くつもりだったが、過去を知る女に出会ってしまう。黒星は相棒トクロと共に自分の過去の清算をし始めた。 連作短編になります。題名付きの話、何処から読み始…

Twitter診断の三題噺として以前ブログにｕｐしたものを上げました。殺し屋と廃工場と少女と趣味に突っ走った短編。

航海者（ボイジャー）。それは、この世界では無い他の時空から来た存在。その様相は多種多様だが、殆どは我々人間と変わりはない。 　しかし、世界はそれを頑なに認めようとはしなかった。彼…

この事件は俺、私立探偵の乾宗十郎の扱った事件の中でも、最も気の重い、嫌なものである。 ある日俺の事務所に、一人の青年が現れた。 　一年前に母親を亡くしているのだが、その彼女がいま…

高性能パワードスーツの着用、人体へのサイボーグ手術が一般化された近未来。 太平洋上に多国籍企業の手によって形成された人工島《メガロドン》は、その美しい外観とは裏腹に、建造に携わ…

探偵がバーで飲んでいると、浮浪者ふうの男が今しがた中に入ってきた男を撃ち殺した。二発の銃弾だった。 浮浪者ふうの男は逃亡し、行方が分からなくなる。殺された男を知っている気がしたが…

俺、私立探偵の乾宗十郎は一人の男からある依頼を受けた。 男は新進の劇画原作者。主に男女の恋愛模様を主題にした作品を書いているのだが、 『自分はストーカーに遭っている。何とか助けて…

かつて天才魔術師として戦っていたクリス・ガーランドは、ある事件をきっかけに力を封じられてしまい、魔術師達の同盟を追放されてしまう。田舎で慎ましく暮らしていたクリスだったが、一人の…