「長編 短編」を含む小説

夢か現か、窓から吹き込む異界の空気。 概ね一話ほどの短い話の詰め合わせです。 •不定期更新 •ノベマ！でも掲載しております •まれに、長編へと孵化します

19世紀末、オーストリア＝ハンガリー帝国のもう一つの首都ブダペシュト。伯爵令嬢クラーラが使用人から逃れて乗ったトラムで、フランカと名乗る「ドレスを着た男性の〈貴婦人〉」と出会うお…

私の名前は本田浅葱。２９歳、女性。 本田ロボット工業株式会社の創業社長の孫娘だ。 同社で企画開発部長を務めている。 ある日、私はおじいさまに呼ばれた。 「浅葱、社長命令だ。人間を…

ハッピーバレンタイン！ うちの長編代表と短編代表から1作ずつ、バレンタインの特別な物語をお楽しみください。 「フタバの幸せバレンタイン」 魔法植物研究医のフタバは、日頃の感謝の…

主人公：ベルナは街中で夫の浮気現場を目撃してしまうも、そのはずみで誘発事故を起こしてしまい借金を背負うことに。そして義理の実家から離婚を言い渡されてしまう。賠償のため住み込みでメ…

もうタイトルの通りです。 長編でも短編でも、（字数等の関係で）キリの良いところで完結させたは良いけれど、本当はこんな話も書きたかった、とか、 こういうシーンを書きたいけど、前後…

なんの因果か(作者の安易な発想)異世界転生した主人公。 持っていたのはなぜか電池がきれずなぜかネットにつながるスマホだけ。 これを使ってネットでググった薄っぺらい現代知識チートわ…

自主企画を覗いていたら、いわゆる「お題企画」が三つも掲載されているではないですか。 どれも難儀そうだが面白そうな企画。是非とも参加したい。しかし、私には時間がないのです。 実際に…

『～お茶会のお知らせ～』 ある日、デコレート王国の姫メルト宛てにお茶会の招待状が届いた。 各国の姫が集まるお茶会に参加することになったメルトだが他の姫たちもクセ者揃いで大苦戦!?…

私がSFだと思う雑多な短編置き場 サイエンス・フィクション、スペキュレーティブ・フィクション、サイエンス・ファンタジー、スペース・ファンタジー、すこし・ふしぎ、まで。 長編に詰ま…

　栗原まどか。通称クリちゃん。出産フェチで、他の女性が出産している所を見たり想像したりとか、自分が出産している所を想像しながらでないと絶頂に達することができない。 　まどかは人…

ヴェネセティオ王国には人知れぬ言い伝えがあった。それは『塔の中、不老不死の呪いにかけられた美しい姫が幽閉されている』というものである。第一王子レオネルは、事の真偽を確かめるため、…

現代日本には、おとぎ話の登場人物を先祖に持ち、能力を受け継いだ者たちがいる。 高校一年生の少年、桜庭灰慈《さくらばはいじ》もその一人。 『花咲かじいさん』の末裔であり、「灰を花に…

【第24回ルビー小説大賞用あらすじ】 　舞台は現代から一千年後の世界。 　大自然に淘汰された世界で生き延びる人類は、突如として現れた異形の獣と戦いながら、強かに命を繋いでいた。 …

ある村はずれの小さな家で―― （この作品は独立した短編作品ですが、同作者の長編ファンタジー作品『いつか荒野のガオケレナ -されど薬師はカルテをつづる-』『やがて楽土のヴ…

父の治める領地の森で毒キノコが大量発生し、その原因を探るために調査に赴いたデイビッド。 そこで出会った少女達は、デイビッドの住む王国には存在しない『魔法』の力を持っていた。 少女…

　そうして、私はひとり。 　キッチンに向かって声をかける。 ◆ あらすじ 　小説家志望の「私」は、ホラー小説を執筆するのに、ネタに飢えていた。 　そんなある時、友人・奈々美か…

これは長編を読む気になれない、でもなにかちょっと読みたい、というときのあなたのために書きました。366の小さなエピソードがあります。お話ですらないものばかりかもしれません。なにせ…

更新日　2022.04.27. 『 雲は 遠くて 』は ２０１２年、７月ころから 書き始めました。 そろそろ １０年になります。 物語は 現代 社会と同時 進行です。 コロナや…

　ブクマや評価のない作品は書く価値がないと悩んでいる人、言っている人を見かけます。 　後者の方は、このエッセイを読む意味がないと思っているので、どうか他の作品を一文字でも多く読ん…