「薬？」を含む小説

妖精女王の逆鱗に触れた人間が妖精を見ることができなくなって久しい。 そんな中、妖精が見える「妖精に愛されし」少女エマは、仲良しの妖精アーサーとポリーとともに友人を探す旅の途中、行…

少しずつ。変わりはしているが。 まだ、変わりはしない。 こんな日常が早く無くなれば良い。

僕は１９年前に統合失調症と診断された中年の男なのですが、精神薬を断薬していた１０年前に幻聴の症状も発症してしまいました。このエッセイはその幻聴との戦いと腐れ縁の記録です。

何処かの看護学生です。 長期実習が始まった途端、長らく雲行きの怪しかった精神が破綻して実習の継続が難しくなり、ひとまず休みを取る事となりました。 私の療養の記録を残すためにこ…

あたしは鬱屈とした現実から逃げるために、暗闇の世界に入り込んだ。

病気を苦に自殺したのに、待っていたのは異世界でした。――竜になって。 芦月依澄（あしづき　いずみ）は、異世界で竜として生まれ変わってしまった。竜生を謳歌しようとしたのも束の間、…

新米薬術師のライラは、遠征先でクーデターに巻き込まれる。妖人レイルと出会い、彼を支配から解き放つ代わりに「対等な存在」として護衛に雇うことに。逃亡の旅で彼を癒やすうち、次第に距離…

たまに乗り過ごしそうになる。 ……乗り過ごしたらどこの沿線に乗ってどこを目指せばいいのかわからない。 それでもなんとか電光掲示板で、毎日人生の指標を得ている。 乗り物恐怖症のわた…

何も聞こえずとも、たとえ何も見えずとも

とある国で主に戦争用のキメラ・ゴーレム・ホムンクルスの研究をしていた男は、国内で起きた反乱から逃げ出し海を渡り別の国で再起を図る事にした。しかし、渡った先の大陸では錬金術の"レシ…

運命が望むとあらば語るとしよう。 聞くも涙語るも涙の僕の不幸話を少し聞いてはくれないか。 生まれる前に全てを奪われ、気付けば犯罪の片棒を担ぎ、挙句の果てに魔女に売られていた。 …

アッシュ・ヴィ・アストラ それがこのゲームの世界【ルセリアの軌跡】第一部ラスボス。 善良な民を攫い、薬で狂わせ、圧政で領民を苦しませ、自らの国を滅ぼそうとした男の名。 血も…

「幾望（きぼう）」：幾（ほと）んど望（もち）に近い、と言う意味。つまり、ほぼ満月。小望月（こもちづき）ともいう。 テーマ「月」 https://kakuyomu.jp/user…

竜の棲む巨大なブローズ山脈が国の西端を南北に貫き、はるか千年の昔より北の海から渡来した白き神々と三女神が建国したという伝説と信仰が息づくロザ王国。 その王国の端っこに位置するテニ…

　―これは僕こと虎口（とらぐち）が、ハート・スナッチャーになり損なう物語。 　僕には盟友が居る。藤山葵（ふじやま・あおい）だ。 　僕たちは病院の院内学級で出会った。 　僕と葵は…

那智風太郎様の自主企画、「月」がお題の作品として公開しております。 この作品は、『日々の思い。』の中に書いたものです。この度、「月の作品として出しませんか」との要望を受け、そこ…

「僕は君に、拐かされでもしたのだろうか」 　今朝会社に向かったはずなのに、夕方にはこんな山奥で眠りこけているだなんて、薬を嗅がされて誘拐されたとでも考えなければ辻褄が合わない。 …

リトス王国宮廷魔導師の家系に生まれたエルミーヌ・サフィール。しかしエルミーヌの生まれ持った魔力は人間離れしており、まともに魔法が使えず制御もままならない有様で、それゆえに宮廷では…

ある日俺はゲームのログイン中、突然現れた女神らしき人物に「私の世界の魔法薬を改革してほしい」と頼まれ転生すると、そこでは「最低品質」「ゲロマズ」「もはや毒」の三拍子が揃った悪夢の…

ギーク・ラギドーラは生まれたばかりで自我を持ち、この世界で1000人に1人くらいの割合でいると言われてる二眼を持って生まれた。 彼は想ったものを創造することができる【想創眼】を持…