「花 花言葉」を含む小説

無職で引きこもりの俺は、ある日交通事故で死んだ。 しかし気がつけば見知らぬ世界。見知らぬ仲間。 記憶喪失のふりをして、仲間と共に魔王討伐。 最強の力で見事魔王を倒し、一躍有名人に…

桜の季節がまたやって来た

『契りの腕輪』を交わした男女は来世でも再び出逢い、結ばれる。この国にはそんな言い伝えがある。 サラは相思相愛の婚約者との結婚を間近に控え、幸せの絶頂にいた。 サラが婚約者と来世を…

「大体のもんは、腐りかけが一番美味いんだよ」 　近未来、巨大生物が地上を占拠した世界。 　地下シェルターのトイレで、その医師はそんなことをのたまった。

母親が若い頃に流行った「伝説の映画」を観た私。 けれども映画はとても「名作」とは呼べない代物で――？ ＜初出＞ エブリスタ『三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第124回…

この恋に気づいて…… リナリアの花言葉をテーマにした恋の短編集。 メロウで幸せな気持ちになれるショートストーリーを 小さな庭でお話しします。

洗練されたヘアアーティストになる夢を抱き、北海道から東京に移り住んだ朱美。 夢の実現は簡単な事ではなく、仕事が終われば毎日がモデルウィッグとの闘いの日々。 そんな中、近所の古着屋…

「何故あんたのことが嫌いか？ 　――――他人なんか、すべて嫌いだからだ」 深い森の奥にある全寮制の男子校『古イルス魔術学校』。その昔エルフが棲んでいたその森に、少年たちだけの学…

花にまつわる話しを書きます。 話しは続いていないので、どこからでも読んでください！ たまに死にますので、読む場合はお気を付け下さい。

ある日。 彼女と同じ名前の植物を彼女に貰った。 別サイトにも投げた作品。

年配の係員に案内され、火葬炉にたどりついた。 コンクリートで打ちつけられた部屋の中央で、母はひとり眠っていた。 「点火スイッチは、どなたが押されますか」 乾いた空気に、その…

師匠は教卓の上に鉢植えを置いた。 白と緑のコントラストが美しいそれの名前はスノードロップ。 それが持つ花言葉の意味を私は初めて知るのだった。

少年には年の離れた姉がいた。 しかし食卓を囲むのは、少年・母・父・祖母の四人だけ。 いつからか姉はいなくなってしまったのだ。 姉を殺したのは誰？ お腹の赤ちゃんは誰？ どうして…

　有井（ありい）美穂（みほ）は九十一歳の老婆だったが、老いた体で死にたくはないと、若返り手術によって記憶はそのままに二十代の体に甦る。 　若い体であれもこれもしたいことはあったが…

【1DAYシリーズ2作目】 両親の喧嘩に心を痛め飛び出した主人公は、紫陽花園である三人の少女と出会う。　どこか謎めいた雰囲気を持つ、少女たちの抱える事情。　それに触れ、変わ…

明るく終わらせるつもりが、いつものパターン。笑

『１０年後、このタイムカプセルを開けよう』 夏休み真っ盛りの中、俺たちはそんな約束をした。 小さな金属製の缶の中に。 俺たちは、思い出を詰め込むはずだった。

エーデルワイスの花言葉……大切な思い出

花言葉をモチーフにした百合短編集。不定期更新。

【短編】 ※タイトルはインパクト重視です。 　一流だが変人の鳥類学者、黒木　武（くろき・たけし）。彼は学内でも変人として有名だった。 　彼のただ一人の女性助手、平子結衣（ひらこ・…