「＋何か」を含む小説

異能力者の質と量が、国力に直結する現代社会において、存在そのものが禁忌とされる異能がある。 ソレは、能力強奪。 当然だ。異能力者にとって、異能力という物は己のアイデンティティ…

犀川よう様の自主企画「第一回　さいかわ水無月賞　テーマは「雨」」に参加するため書きました。 記憶を無くし、あてもなく雨の中を彷徨う俺は、不思議な少女に出会う。 降り止まぬ雨に閉…

もしも一日だけなにか特殊能力を使えるとしたら何をするか。僕の答えは簡単だ。ずっと昔から気になっていた疑問の答えを探す。 　月へ帰ったかぐや姫は何を思っていたのか。あれだけ毎晩泣い…

俺の友人である中村慎太がとある事故によって植物人間になってしまう。そんな彼から託された手紙には目を疑うようなことが書かれていた・・。これは親友を信じ続け、行動し続けた一人の男のお…

　魔法大国と名高いヴァルトリア王国。この国では、高い魔法技術と豊富な資源を生かして発展した"勇者召喚の儀式"が有名である。 　そしてこの日、新たに勇者として召喚された男――ユキミ…

日常と非日常の境界は曖昧で、わたしは気付かぬうちに非日常に足を踏み入れていた。いつか彼女と対立する日がこようとも、わたしを満たしてくれる何かを探したい。 二人の少女の運命が交…

ブリタニカ王国の王都「マクレスター」 そこでは、フランドール地方の首脳人が集まるサミットを開催され、 ブリタニカ王国の公爵令嬢のアスキスは責任役として皆から認められるようおもてな…

ある日のことである。村に住む若者が、突然、大陸への旅立ちを決意した。 彼は青年ながらも、大志を抱き、未知の世界を求めて旅に出ることを決意した。 彼の旅の途中、道中で様々な試練…

男が目を覚ますと真っ白な空間に女が一人。その女は男に向かって「あなたは選ばれたのです」と繰り返す。問答の末、男は自分が「何に」選ばれたのかを知り――。

主人公、アザエル＝シンゾフィアは田舎の小さな農村に生まれた、ごく普通の少年。 いや、正確に言うなら少し変わっているのかもしれない。 この世界には人それぞれに《ユニークスキル》が…

　父親の転勤の都合で引っ越してきた引越泰蔵は、普通の学校で普通に過ごしているだけの、どこにでもいる普通の男子高校生。 　友達だって普通に居るし、毎日何も変わらない生活を送って…

夢を見ているだけで私は幸せだった。 他人の夢を喰らう力を持つ私――杉田冬美には夢がない。 密かに他人の夢を喰らいながら満たされない何かを埋めてきた私はある時、クラスメイトである…

交通事故で死んだオレが授かった特殊能力は──『怠け者でもラクして最強になれる、わずか３つの裏ワザ』だった。 まるで、くっそ怪しい情報商材か何かの煽り文句のようだったが、これがま…

まだ何も決めてねぇ( ͡° ͜ʖ ͡°)

ニートである男は自分の人生を後悔しながら命を落とした。 そして、気がつくと子供の時に戻っていた。 順調に見える人生だが挫折し、何度も後悔し、何度もやり直す。 やり直しているうちに…

現世で死んだはずの私は、目が覚めると乙女ゲーム『死花の二重奏』の悪役令嬢・ローズになっていた！ このゲームは乙女ゲームでありホラーゲームでもある。何故よりにもよってこのゲームに…

「私は、魔法を使えない。ゆえに、魔法使いではない。今はまだ、ただの魔法使いの弟子なのさ」 清川素子は、荒井淳太に対してそんな風に自己を紹介した。 初夏の昼下がり、授業にも出ずに上…

全国大会を目指す高校バレー部の宮崎梨花とチームメイトたちは、試合会場に向かう途中で異世界に飛ばされる。そこでは、魔法を駆使した異次元のバレーが繰り広げられていた。エースを失った異…

あいつもあの子もみんなみんないつもそう。本当のことなんて何ひとつ知らないくせに好き勝手を言う。

独りは果たして毒なのか。孤独と孤毒が混じり合う世界観の中を生きる2人が最後に見たものとは一体何なのか。生きる理由を探し続ける2人の男女の物語。