「君は、」を含む小説

ただ君と話したい。 その想いさえ届かない。 次第にそれは現実から遠ざかっていく。

　四年ぶりに帰郷したあなたは、義姉の舞亜がシスターを務める教会を訪れる。密かに思いを寄せていたが、姉弟だからと我慢していたあなた。しかし、舞亜は久しぶりに再会したことで秘めていた…

生きることに疲れた主人公、暗闇だった心に少しずつ光が差込みます。ブラック企業に勤める主人公は、ある日森の中にある屋敷で自殺を図った。しかしそこに、突然男性が現れそれを止めようとす…

俺はイクメン高校生だ。仕事で忙しい親の代わりに今年6歳になる弟の世話をしている。別にそれが嫌だなんてことはなく、むしろ楽しんでやっているんだが、唯一弟に直して欲しいところがある。…

様々な人が行き交う街道を、角を隠した栗毛ユニコーンが歩いていた。 ウマの合った人ならヒッチハイクに応じ、そうでなければ独りで静かに旅を続けている。 その旅はとてもゆっくりしたも…

もっとと思えばキリが無く、あの時を思えばまたキリが無く 別れは後悔ばかり ＊縦読み推奨です。 「第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十首連作部門」参加用。

女の幽霊が出るという事故物件に私は住んでいる。 半年の間に三度、住人が引っ越し、皆、女の幽霊を見たというが、私はそれを見たことが無い。 それでも私がここで暮らしたいのは、大切な理…

若かりし頃の感情を表しました

水瀬連は大学で留年してしまい、３年生を２度やり直すことになってしまった。 新学期が始まる朝、向かいの家に誰かが引っ越してきたようだが、蓮にはそれが誰だかわからなかった。 しか…

ぴっかぴかの朝 ぴっかぴかの光を浴びると自分が女神のような気がしてきます

「才能がない」「やっても意味がない」「無駄だ」そう言われた経験は、ないだろうか。 やりたいことがある、もしくはやり続けたいことがある。 だけど、周りから否定される。馬鹿にされる。…

人気子役、鈴木凰稀は顔面偏差値を落とし普通の高校生となっていた。その高校に子役時代の友人、松江チカが転校してきた。 小説家になろうにも「元子役の幼馴染みが、陰キャな僕の目の前にも…

ずっとずっと暗いところにいる

あやかしに好かれてしまい、事あるごとに追いかけられている女子中学生、神崎詩織。 氷鬼家の跡取りであり、天才と周りが認めているほどの実力がある男子中学生の氷鬼司。 まだ、詩織が…

酒雨涙で終わりにしょう？君の心臓を天に捧ぐから。の因縁が始まるキッカケとなった犀花の前世、魔女狩り編。

役職：カスミソウ店長 蒼　霞美（あおい　かすみ） 役職：カスミソウバイト 太田　貴司 別名：バイト君 役職：かすみの妹 蒼　光桔（あおいみつき）別名：みつき 太田明日香（おおたあ…